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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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木曜日、銀行で新券両替をし、垂水ジャンクション近くのゴルフショップを覗き、いつものスタンドでガソリンを入れる。一旦自宅に戻り、次の用件に向けての荷物をまとめる。いつもの癖で、携帯電話を充電器に立てた。あぁ明日は燃えるゴミじゃないかと、それほど生ゴミも出ない僕の生活ではあるが、幾つかのゴミ箱を袋にして(ゴミ箱を袋叩きにするという意味でない)20分後には自宅を飛び出した。 もう家からずいぶん離れたところで、携帯電話がないことに気付く。

以前にも書いたが、昨今の携帯電話は薄く軽く小さくなり過ぎである。まだ出始めの頃みたいなショルダータイプ(コード付き)は、通信兵か工事現場に似合う保温式弁当箱みたいで邪魔だったが、せめて存在感だけはあって欲しいものである。

とにかく携帯電話のない状況は、確かに何かと不便である。携帯のメール、電話はもちろん、PCメールのチェックもできない。店にはネット環境がないから、店に入る前にフリースポットでブログにだけ「携帯不携帯のお知らせ」をアップして、メールの受信もした。現代社会に於いて、携帯電話は欠かせないツール。ナンだか癪なのであるが、認めざるを得ない事実だ。そんなことを知らずに、僕に連絡を取ろうとしている人からすれば、僕はちょっとした行方不明者であろう。

すれ違う人々は、携帯の画面を見ながら歩いている人が多いことに気付く。ということは、僕も画面を見ていたり電話しながら歩いているのだ。いい光景ではない。携帯電話がないと、知らない土地に行った気分である。無人島に一人放り込まれたような疎外感も多少ある。あの人も、多分あの人も、手には持っていないがポケットやバッグに携帯電話を忍ばせているはずだ。一気に歳を取ったような感覚もあるが、文明国にやってきたニカウさん(ブッシュマン・死語)だと思うことにした。

所謂マーフィーの法則(死語)のように、こういう時に限って携帯に大切な電話やメールが入っているんだと思う。「神戸市垂水区の志賀さんでしょうか?ちょっとテレビをつけてください!!」と、おはよう朝日ですの『ティッシュかキャッシュ!』コーナーの視聴者プレゼントに当たっていたりする。応募してないけど。「今日の夜、店に行ってもいい?」と、山田優からメールが来ている可能性も、無きにしも非ず……ナニ嘲笑しとんねん。憐れむな、42歳を。

僕の部屋でマナーモードになっている携帯電話は、今も尚ブルブル震えているのかも知れない。誰も出るはずのない、いつも肌身離さなかった携帯電話。もうカラダの一部だと言ってもいい携帯電話。暖かくなったとは言えども、暗い部屋の中で主人の帰りを待つ携帯電話は、さぞ寂しいに違いない。

意味もなく、電話を掛けてみることにした。
数回コールして、女性の声がした。

「タダイマ、デンワ二デルコトガデキマセン……」

抑揚のない、無機質で機械のような声だ。(機械じゃ)

ごめんよ、モバイルモバ子。(モバ美、モバ千代でも可)

もうすぐ帰るから。(やはり携帯は手離せない悲しい志賀、いやサガ)


※今日のヒトコト
右手親指が、暇だと言っている

※志賀氏的伝言板
トレーニング再開します


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