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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜日の店で、初対面のブースカさんの朋友に「ちょっと、平井堅を崩した様な感じやね」と初めてそんなことを言われた志賀でございます。多分、髪を立ててて、ひげを生やしているからだろうけど、まぁ菅井きんに似てると言われるよりはいい。この朋友さんは「現役」な感じがして、とてもいい時間を過ごせた。

久々に生田川のお好み焼きに、閉店時間ギリギリに飛び込む。と言っても17時までという駄菓子屋のような店で、暖簾を入れたまま親子のように、暫し話しながらお任せのお好み焼きと焼きそばを平らげていた。おばちゃんは神戸製鋼の新体制を色々危惧していたが、「増保体制3年間を肯定するための日本一へ」という新主将の言葉に現れている。野村の後の星野監督の時もそうだった。勝ったその瞬間だけを評価する人が多いが、培った礎は一時には創られない。人間力が開花するのには時間がいるものだ。平尾さんが、やっと舞台に降りて来た。勝つことが使命だ。

月曜日の話だが、よく知る支配人が来ていた。親会社の突然の身売り。経営権の譲渡に伴う人事の変更、現場の不安。これまでにも、相当の危惧があったはずだ。

ホテル業界は、不動産と考えた投資事業でもある。僕のいた京都のホテルも外資系になったし、リゾート施設も大手不動産に売却された。現代で言う「デイトレーダー」の如く、画面を見ながら行う取引には、現場の顔などどうでもよく、その背景よりも目の前の数字である。しかしながら、その投資事業に巻き込まれる現場で働く人間はたまったもんじゃない。立場的に、現状を解っていて現場に伝えられないジレンマと、オーナーや上層部との温度差に、辛いモノがあったんだと思う。

現場からの「生え抜き」「叩き上げ」の上司は、そういう風に思い悩むものだ。反して、機械の様なデイトレーダー達は、温もりや繋がりとは無縁で、人間関係では悩まない。数字でしか評価されない世界に生き続ける術、居場所を見つけたのだ。

その支配人の責任ある業務処理の渦中、進退の話を聞いた人のオファーで、新しいステージの支配人となることが決まった。見てくれていた人がいる。新しく「勝つことを使命」に始動したスポーツチームと、大きな評価とも取れる新天地のホテルでの就任。彼等に対し、僕も見られている自覚と共に見続けていたい。

大抵の人は解りやすい。いい時だけに駆け寄って来て、悪い時にはクモの子を散らすようにどこかに行ってしまい、離れたところで非難する。

いい時も悪い時にも傍らにいた、そんな人々との繋がりを肯定するために生きるのが人間本来の姿であろう。でなければ、やはりデイトレーダーになるしかない。


※今日のヒトコト
そして勿論、前監督のことも見ている

※志賀氏的伝言板
【自分に矢印を向けるということは、 光源になる、現役であり続ける ことである 明かりを消して塞ぎ込むことじゃない】


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