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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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春分の日、文字通り外は春の背中が見えそうな快晴である。

火曜日のバーテンダーズナイトを色々思い出していた。2003年11月8日から5回目になるのかな?今回は昨年の4月以来である。僕以外の数人が一日バーテンに取り組むという、予測できない面白さがそこに在る。

オペレーションは一通り教えるが、僕は席に座って飲み始めるし、話も同様にススむと僕はいつも以上に家にいる感覚になる。それはたった一人で店に立つ日には味わえない、およそ年に一度の楽しみである。本日のバーテンは、家族で来たジョージ健太、ピクニック船渡、プラッシー谷中、関西系メタボリック・キラン。健太はもう3回目だから色々慣れているし、ピクニックは飲食バイト経験もあって持ち前のホスピタリティを発揮した。プラッシーは人当たりの良さと誠実さが女性受けして、キランにいたっては関西人以上に関西弁を操る、ターバン巻いた阪神ファンである。それぞれの個性が放たれ、立ち飲みまで出た店内で、普段ではあり得ない光景が新鮮だった。僕もワインを紅白饅頭の如く、白赤めでたくいただいた。

月曜日の来店客数の10倍の人達が来てくれた。しかしそれでも、2003年の第一回、僕が初めて店にいない(東京で結婚式参列)状況でのバーテンダーズナイト史上最高来客数は破られなかったのは皮肉だが、それ以降3回で、僕がお客様に混じりその目線でバーテンダー達を観るという、いつもと違う視点を持つことで、時折忘れそうになる「店に対する向き合い方」を思い出させてくれることに気付く。

そんな中、火曜の夜はその今までのバーテンダーズナイトの中でも、最も「バランスのいい」印象だったように思う。それは僕にしか解らないことだが、お客様の幅広さ(親子、夫婦、友人達、会社仲間、男性一人、女性一人などなど)や、ソファ席に面子が入れ替わり立ち替わり「初めまして」の関係が居ても成立する時間の流れなど、大袈裟に言えばいい舞台を観た後の感覚がある。

味をしめるという言葉がある。だからと言ってまたすぐにやるかと言えば、また静かな店が僕の居場所だと分かっているから、そう頻繁にやることではない。

忘れそうになる時、僕は自分の店をこうして観る。その舞台に、こういったお客様とバーマン達がいてくれることは幸せだと毎回思う。

一番そんなイベントをやりそうにない店が、この僕がやる。おそらくは木曜からのいつもの店で、僕にとっては「幅」になると確信しているからに他ならない。


※今日のヒトコト
【火曜朝、健康診断に行った メタボリックシンドロームチェックを無料で受けられたのでお願いすると、 ただ腹囲をはかるだけだった  結果79cm、クリアである(85から気を付けろ!) ちなみに、メタボリックシンドロームと聞く度に、セクシャルバイオレットNo.1を思い出す】

※志賀氏的伝言板
ゆっくりしていただいた方、時間の都合でそうでなかった方、その他様々な人々……この特別な日にお越しいただきありがとうございました!


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