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「ここ最近の日記はヘンでしたね」
夕方の打ち合わせで生嶋クンに言われ、一緒にいた小川さんも頷いていた。僕にとっての昼と夜の仕事、そしてこの日記の更新は「必要不可欠」で、周りから言われるほどにバタバタでもない。ないと困る、生活の一部みたいである。しかしそれは、やはり回線がショートしたのだ。慣れない1週間だったからだろう。ナンだか、花粉症みたいな様相も出てきた。春も近いのか。
唐突にまたヘンな日記。
「ヘドバとダビデ」「ヒデとロザンナ」は男女。
「祐子と弥生」「リンリンランラン」は双子の姉妹。
「おすぎとピーコ」はオカマ兄弟（姉妹か？ おすぎさんと闘龍門からいただいた、10周年祝いのそれぞれデカイ花で、僕はゲイだと思われていたことアリ）。
「たけしとけんたろう」はバロム1。
「修二と彰」はアミーゴ。
「科学と学習」は学研。
「ハンバーガーとポテト」はマクドの営業トーク。「薔薇と薔薇」は三宮の老舗を誇った名門クラブ。
「戦争と平和」トルストイ、「赤と黒」スタンダール。
「点と線」は、ドラマ・わるいやつらで注目の松本清張（犯人が最初から分かっている あれは推理小説ではなく心理小説なのだ）
と、思い浮かぶだけでも「○○と□□」は枚挙にいとまがない。
さて、タイトルの「メリタとカリタ」について。ここまで長っ。
コーヒー好きなら誰もが知っている「メリタ」について。
『20世紀初頭、ドイツの一主婦が考案したペーパードリップに始まるメリタの歴史は、コーヒー抽出の歴史そのもの 今日、メリタ製品は家庭用フィルターペーパーから業務用コーヒーマシーンまですべてをラインアップし、世界最高水準のクオリティと性能で、150ヵ国以上のカフェ、レストラン、オフィス、ご家庭で愛されています よりおいしく、より香り高いコーヒーを、だれもが簡単に 世界のコーヒー文化をリードし続けて約１世紀…メリタこそ真のコーヒーエキスパートです』（Melita自社サイトより）
メリタが出すグッズはセンスがいいので、僕も注ぎ口が細いポットを持っている。ステンレスのアロマサーモ付きコーヒーメーカーもいい。近年、よりデザインに力を入れているのが分かる。
対して「カリタ」は、結構色々なところで目にする（フィルターペーパーや陶器、ガラスポットなど）のに、何も知らなかった。
『1958年10月 東京都日本橋にて創業 川崎市中原区にて新丸子工場稼動 1959年7月 千代田区神田鍛冶町にて株式会社設立、社名を株式会社カリタとする 嗜好品・飲料の製造加工に要する機械・器具の製作及び輸入 営業品目 コーヒー濾紙、陶器製品、耐熱ガラス製品、コーヒーミル、電動コーヒーメーカー、業務用コーヒーマシン、エスプレッソマシン、その他コーヒー・紅茶関連器具』（同じくKalita自社サイトより）
創業者がカリタ（苅田？）さんだったとか、そのネーミングの所以については書かれていない。多分先行のメリタを意識している部分はあるのだと思う。
一般に、コーヒーの入れ方は「杯数の豆を挽きペーパーフィルターに 中央にくぼみを入れ、お湯を少し入れ蒸らし数十秒 円を描く様にゆっくり細く注ぎ人数分まで来たらドリッパーを外し、落ちたコーヒーを少しかき混ぜる」こんな感じだが、これは「カリタ式」のドリッパーに於いてのことなのである。
メリタのドリッパーの特色は「蒸らしの後は、人数分を『一気に』入れていい」ことだ。見事にポトポトと一つの穴が調整して抽出してくれる。しかし何の思惑や仕掛けからなのか、先述の入れ方が主流となっていて、お陰でカリタも売り上げシェアを伸ばしメリタの入れ方は一般には知られていない。
僕はこの事例を、「メリタの名をカリタ現象」と呼んでいる。
※今日のヒトコト
【 「志賀と独身貴族」……字余り 】
※志賀氏的伝言板
【 岩根さん 吉野の柿の葉すし、ありがとうございました！ 】
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※ダジャレー男爵・志賀が、ワインセミナー講師だってさ！
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※加納町 志賀とはどんなヤツ？
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