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金曜午前、泊まったホテルで朝食。神戸新聞を見れば、去年秋からの「ライススタイルプロジェクト」の記事。イメージキャラクターの一人、平尾誠二氏の1面広告。片面には栄養士や先生のシンポジウム報告。需要が落ち込んでいる「米」文化を取り戻そうと、国からの推進要請で兵庫県が選ばれているのだ。
この紙面にも、いいことは書いてあった。しかし県民、ひいては国民に関心を向けさせるには、欠けているものがある。「マチの飲食店」外食産業についても目を向けるべきであろう。子供も若年層の親にも、コンビニも含め外食が重きを占める。外で食育ができないとも思わない。ちなみにもう一人のキャラクターは、話題の藤原クン。まさに今日の式もいいが「ライススタイルプロジェクト」も頼む。
神戸空港の1周年に出向く。閑散としているかに見えたロビーも、ジャズのイベントや発着時間となると人が多くなる。売店では、スイーツの詰め合わせ福袋3000円相当が、オリジナルバッグに入って2000円で売っている。そのバッグを担当した。暫くは売ってるらしいから、利用する時にはどうぞと宣伝しておく。
ターミナルに陣中見舞いして、女性でいつも「気っぷ」がいい、JALの旅客神戸支店長を訪ねる。周年ということもあり、男性陣は赤いハッピを着ていて活気がある。ここからはフラットに滑走路が見えるから、目の前に停まっているジャンボのコクピットを見上げることになる。案内されたのは客室乗務員の控え室。振る舞い「豚汁」をいただきながら、支店長と談笑。キャビンアテンダントは入ってこないかと待ちわびたが、「今は発着時間じゃないわよ」とあしらわれた。
そのまま空港で暫く仕事をして、また元町へ戻る。フリープロデューサー木村政雄さんの講演に、お招きにあずかった。知人の編集者と話した時にも同じような気持ちがしたが、生半可な気持ちで出版とか講演もしてみたいなんて言った過去を恥じた。圧倒的に惹き付ける話術。生業は尊い。また聴きたいものである。
有り難く名刺交換をさせてもらい、次の打ち合わせに向かう。三宮の建築事務所に到着するやいなや as soon as、とんでもないメールと電話が入る。「えぇ～マジで？そうなん！！」と、思わず打ち合わせを中断。この件だけは覚悟のできていない話に驚きながら、「ええけど……」と強がりを返した。
なんと、ハリウッド映画出演のオファーがあったのだ！
……くらいの緊張が走った。誰も引っ掛からへんな。
人との付き合い方はそれこそ人それぞれだが、日頃からメリットとデメリットを秤にかけて付き合ってなくて良かったと思う。素直に喜ぶとしよう。
今日の神戸は、色んな意味で盛り上がる。良かったね、ノリくん。
※今日のヒトコト
【金曜深夜、「友達が載ってるから、このスポーツ新聞あとでくれる？」と店の近く、いつもの中華屋の娘に言うと「トモダチ、ドノヒト？」と聞くので、「この子、明日結婚なんだよ」と指差すと 「キレイナヒト オニイサントケッコンスルカ？」と言われた 中国の人は知らないようである】
※志賀氏的伝言板
【 本日土曜、臨時休業します 】
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