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日中は回復した天候も、寒い夜、冬の様相である。
午後、新聞社に勤めるTクンから相談を受けた。神戸スポーツ・飲食のためならと、その話を進めるよう返した。また来年の案件が増えそうだが、後厄が今年で明ける僕としては、ドンッと来い(死語)である。
店をやっていて良かったなぁと思えることは幾つかあるが、今、注目の渦中にあるスポーツ選手やスタッフ、有名著名人の「報道にはない」生の声を直接聞ける立場にいられることは幸せなことだ。昨日もあるチームの指揮官から、思いも寄らない熱いメールがあった。会って話したいが、それこそ渦中にある人間は戦いを終え、その全ての後にゆっくりとした時間が訪れる。労いは先のことだ。
そうして生の声を聞くことはともかく、いらぬ話も勝手に入ってくる。それはいつか書いたように、ドリンクのお代わりのタイミングを知る意味でも、お客様それぞれの話はそれとなく聞いていることに因るところが多い。
ある日、3人で来たお客様の話である。お連れくださった男性一人がソファで眠りに就くと、残る女性2人の聞こえてくるお決まりの恋愛話。他にお客様もいなかったので、聞き耳を立てずともそれは入ってくる。
「ワタシぃ〜、この『特別な力』さえなかったらって思うんですよね」
話を聞くほどに(遠くから)どうやらこの女性には予知能力があるそうで、今までの人生で(年の頃は20歳代後半か?)すぐその先が見えたそうな。先の姿が見えるから、その恋愛に踏み切れなかったという話らしい。
「自分のことは見ないようにしてるけど、人のことは見えるのよねぇ〜」
ともう一人の、コチラも特別な力を持っていると言い、占い師のように語っている。よくもまぁ、職場同士で超能力者がいたもんだ。
更に会話は続く。互いに「今、アナタのことを好きな男性は1人、いや2人いるわ 『2』という数字が見えるの」とか「32、3歳で結婚しそうよ」と片方が言うと、「それはワタシにも見えてるんですぅ〜」と返す。超能力対決か。
しかも、相手の意見を尊重しているようで「でも……」を付けながらさりげなく否定。自分を主張、断定的のくせに説得力のない言葉を言い放つ。
僕にもしそういう能力があったなら、彼女達にまずこう言うだろう。
「予知能力があるという思い込みをやめなさい」
※今日のヒトコト
【少し早めのクリスマスプレゼントを自分に Classic環境最後の機種、めちゃカワ限定新品iBookG4_12-inch って、仕事必需品なんだけど(T_T) 】
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