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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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雨が降り出した土曜日。半年ぶりにSさん( 5/13の日記参照 )がやってきて、元気な姿を見せてくれた。生き続けることの喜び、神様が与えてくれた「今一度何かを残す」こと。一つ一つの言葉は僕の勇気にもなる。

土曜の午後雨の中、二週連続ウイングスタジアムに向かう。J2首位攻防戦、ヴィッセル神戸対横浜FCの試合は、惜しくも敗れる神戸。今シーズン、たった2回しか観てないが、僕が行くといつも負けている。まぁそれは「オレが来たら、大抵この店は一杯になるねん」と、客を呼ぶ神のようにアピールする人みたいなもんである。「おんぶ(おばけ)が笑うと、カラスが叫ぶ」みたいなものでもある……のか?気にしないでまた応援を続けたい。

ヴィッセル神戸の今期のスローガンが「トモニイコウ!」で、ラグビー日本代表が「共に戦え!」である。どっちがどうパクッたかという問題を言おうとしているのではない。もう何年も前に僕の日記で書いた「共に戦(闘)う気持ちがないとイケナイ」という、孫子の兵法的な組織論に基づけば、やはりその一体感が「我らがチーム」と共に同じ目標に進みたいと思うことは必至である。

たまたま、アルビレックス新潟の来年のイヤーブックへのコラムのお話を戴いたから、そこで書くことはここには書けないが、「共に行く」ためには『同じ空気を感じないといけない』のだと思う。失礼ながら、ヴィッセル神戸の試合を観に行くことが少なくなった。第一に、選手を知らないこともあるが、今ヴィッセル神戸がどの順位で、どうすればJ1に上がれるのかなど情報が「マチに分かりにくい」点が問題なんだと思う。今でこそ大通りの街灯に、親会社クリムゾンレッドのフラッグがはためいているが、やはりこの時期になってからである。当たり前だ。上位に食い込んでいるのだから。

以前にも書いたが、神戸にはプロチームが多くある。近頃は曖昧なオリックスバッファローズ、ヴィッセル神戸、神戸製鋼スティーラーズ、田崎とアイナック女子サッカー、久光製薬バレーボール、日光アイスバックス(ダブル本拠地)などなど。ゴルフ、テニスは発祥で、アメリカンフットボールも盛んだ。しかしそれらの情報は均一化されておらず、「好きな人にしか分からない」発信でしかない。ポイントとなるのは『観ない人にも見せる』情報の提示だと思う。

例えば駅や空港、市役所で、少し大きめのディスプレイ(オーロラビジョンのような)を競技の数だけ分割し、各スポーツの現在順位、試合速報などの文字情報を常に流す。中継があれば、映像を流す。(放映権の問題があるが、生中継でなければ二次使用権料を市とチームで負担?もしくは……次に述べるカード会費)

目標は『地元愛』に繋げればシンプルだ。これも以前に書いたが、スペインバルセロナFCの会員数は15、6万人とも言われ、マチを挙げてそれぞれが参加意識と愛情を注いでいる。残念ながら神戸スポーツ単独チームにその力はないが、これだけの競技がひしめく土壌も珍しい。クレジット機能の問題や、交通機関の相互乗り入れの問題はあるが、電子定期券やファンクラブ会員証の機能統一化、及び競技選択を神戸オリジナルカードでできれば、新しい市民カードが創られる。

神戸全域でその効力を発揮する、神戸サポーターズカード。
それはスポーツに限定しない展開も考えられる。
それを携帯するメリットと格好良さは、例えばデザインの力。

そういったことこそが「トモニイコウ!」とする、当事者とサポーター(神戸に住まう・関わる人々)の解りやすいアイデンティティになればいい。 外からやって来る人々に働き掛けるイベントや文化的事業もいいが、まずそこにいる人々の「誇りの掘り起こし」を考えるべきだ。こんな素敵な場所に関わっているという、優越感にも繋がってゆくような誇りを。

それには、今の神戸をもっと知らないとだめだ。


※今日のヒトコト
本日日曜、京都入り


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