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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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月曜日の朝、オーストラリアのアダム・スコットが勝った。若手男前で、僕とサイズが同じときている彼に、セッティングも影響を受けている。ホワイト・タイガーと呼ばれ続けることをどこかで払拭する意味でも、この最終戦の勝利は大きい。さて、ナンのスポーツでしょう。答え、玉打ち。

日曜は充実の休日だった。夜には、 5日日記に書いた蕎麦屋 に取材ではなくただ純粋に喰らいたいと行って、そばがきと菜っぱ汁から温冷それぞれの蕎麦を楽しんできた。そういうこともネタになりそうなのだが、日記の更新はしなかった。そうしない気持ちが、ホームページを始めて6年にもなるのに、今頃解った。

日曜の夜は、その取材の雑誌ライターに向けてメールを書いていた。誌面に使う「セリフ(吹き出しか)」の文を送るためだ。長文でもないし、推敲を繰り返したわけでもない。しかしその日蕎麦を食ったのもあるが、深く語り合い「人」を知っているライターに宛てたものだから、想いは入っていた。

この日記は店や僕の近況を発信するものであっても、存在価値を認めて欲しいとか、アクセス数を増やそうと努力するものではない。「しばらく会ってない人への手紙のようだ」と以前書いたことがある。まさしくそんな感じがして、一日二通は書けない。例えが変だが、一日に二本の映画を観ることに抵抗がある事に似ている。気持ちの入ったメールを送ったら、この日は打ち止めだった。

あれから、なぜ酒場を紹介するのに蕎麦屋を選んだのかを考えた。それは5日にも書いたが、それよりももっと僕の「奥底にある何か」からだ。

儀式とは元来煩わしいものである。葉巻に火を着けて薫らせることも、万年筆を持ち歩き定期的にメンテナンスすることも、墨を磨り筆で字を書くことも。そして、蕎麦が出てくるまでにアテで時間を愉しむことだって、そこに行き着くまでの儀式のようにも思う。その煩わしさが解けたとき、その場所にいる自分やそこから出てゆく自分がなんとなく想像できるようになる。

僕にとってこの日記を書くことは、儀式に他ならない。

それがあることで日々を愉しめて、その先にある出来事の煌めきを逃さないでいられる。煩わしく感じないためにも、儀式は一日一度でいい。


※今日のヒトコト
デートも一日一人がいいじょ


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