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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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連休の狭間土曜日昼に、西宮に出向く。車のディーラーに、音響メーカーとインテリアブランドそれぞれの担当をお連れしてコーディネートした。先方の都合で、第一回はショールームの見学会のようになったが、この広がりは楽しみである。本来、クリエイティブディレクターとはこういう仕事なのかも知れない。

その流れで、夙川のオシャレカフェで男3人(37歳×2、42歳×僕)雑談に興じる。このカフェは夙川の教会前にあり、連れてきてくれたN氏曰く「甲南女子大生が集う店」である。 10/31の日記で 甲南女子大生について書いたから、日記を見てくれている彼が気を遣ってくれたのかと一瞬思ったが、よくよく考えれば彼の個人的な趣味のようで、「ではオッサン3人で、女子大生ウォッチング(死語)しましょう!」とはならずに、互いに語り合ったのだった。

それぞれが次の予定に向かうため、その異空間を出ることにした。支払った釣り銭を渡す、甲南女子2回生20歳(全て推定)店員の手は、僕の出した手のひらに右手が、そしてそれを包み込むように左手指が同時に触れる。「うわっ、女子大生の手に触れてもらったわん!」となるヤツがいるのかどうかは分からんが、僕はどこでもこの渡し方に違和感がある。一緒に行っていたS氏に「あの子と同世代だったら違和感が無いんでしょうねぇ」と言われ、自分の年齢の半分以下に触れてもらっただけでいいではないかと、42歳は笑った。なんじゃそりゃ。

その後、西元町に向かう。蕎麦屋にて雑誌Meetsの撮影。過去本誌に掲載されたことのない「酒場」を、マチの人に教えてもらおうなんていう趣旨らしく、僕が考えた挙げ句に出した答えは「東京スタイル(蕎麦が出てくるまで、アテで日本酒を楽しむ 蕎麦でも楽しむ)蕎麦屋」だった。

結構意外だと思う。僕と日本酒。僕と蕎麦屋。僕と西元町。基本的に日本酒派ではない。関西に於けるソレを飲ませる場所と言えば、居酒屋だったり鮨屋だったりおでん屋だったりするもので、なぜか反発するようにウイスキーを頼んでいた僕だった。その飲ませ方があまりにも「普通」で、みんなが挙って飲んでいる日本酒がどうにも滑稽に思えてならなかったのだ。

しかしそれが、関西に少ない東京系蕎麦屋で覆され気付かされた。よくよく考えてみれば、「東京そば」と謳っている店は三宮北野坂にもある事を思い出したが、あそこは「食堂」であって「粋」ではない。40歳を越えたこともあり、背伸びしないと行けそうにないと思ってた店が、実は背中を丸くしてもチビチビ飲れる店だと知った。この店が好きな理由は、その雑誌の文面をご覧いただきたい。

未だに大食漢の僕ではあるが、関西に多い蕎麦屋の丼物で腹を満たす考え方はやはり無粋で、本当に旨いものはチビリチビリやるものだと解ってからは、男の幅がチビチビと広がった気がする。

ここで腹を満たしてくれるのは、至極の味わいと時間であった。


※今日のヒトコト
【接客の話  「よかったら広げてみてくださいねぇ〜」 の「よかったら」が気持ち悪い そして必ず、買う気が萎える】


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