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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜日午後、神戸芸術工科大学に神戸市のY氏と出向く。キャンパスの視察と、プロダクトデザイン学科教授にお会いするためだった。

学園都市という市営地下鉄の駅にある大学の存在は知っていた。インテリアデザインやプロダクト・遊具デザインに関わる知人もいる。幾つかの学校が連なり、さも学園都市だが、新興住宅地特有のまちづくりで近くには複合商業施設がある生活圏でもある。教授陣も豪華でいただいた大学案内冊子によると、なんとメディア表現学科には「高校大パニック」の石井聰亙監督がいるではないか!(流石に「狂い咲きサンダーロード」と「爆裂都市」のことは書いてなかった 高校生の僕には衝撃的だった)それだけでも興味深いが、なかなか優秀な学生と卒業生、そして教授陣がいる「美大とは違う」デザインを学ぶ場所であるようだ。

一通り見せていただいた後、教授の部屋で暫しの雑談をする。プロダクトデザインの関係上、企業からの依頼も多い。ゆえに、その担当と企業コンセプトや指針などの確認、協議を重ねデザインに落とし込むわけだが、それなら担当に来てもらい何十人かの学生の前で話をする「プレゼンテーションルーム」なるものを造る計画があるらしいと聞いた。

それはとても意義のあることだと思う。僕もプロスポーツチームのミーティングの際に、スポンサーが来ないことや、首脳陣と選手はいても実務側の人間がいないことに違和感を覚えたことがある。どうせやるのなら、一時にそれぞれの担当が集う方が一度で済む。特に行政と仕事をしていて思うのは、何度も同じ事をそれぞれに話さないといけない煩わしさであった。

異業種の交流、普段出会わない人々の話。そういった意味に於いては、僕の店もプレゼンテーションルームだと言える。その必要性は、マチの人と隔たりのあるイメージの「役所」にあってもいいんじゃないかと、僕は話した。大学にオープンキャンパスがあるように、行政にオープンルームがあってもいい。

店には、神戸空港の方々が来ていた。
話は多岐に渡り、マチのマナーの話になった。

以前にも書いたが、たばこや携帯電話のマナー、車内で化粧をする女性など、見ていて辛いが誰もそれを諭さない現状がある。いきなり怒鳴りつける「コラおじさん」もいない昨今、そういうマナー違反・迷惑な振る舞いは、若者だけでなく、それらを怒鳴りつけることができなくなった大人にも多い。

時代に唾をかけるアナーキストを気取った、若者の一時の気持ちは解るような気もする。少なくとも、人からどう見られているのか気になる世代である。だから若者にそうさせないためには「そうすることが格好悪い」と思わせるようにすればいい。(過日に書いた、携帯電話や化粧品のコンパクト化を逆行して、デカ携帯の復活、500mlペットボトルほどの形状の口紅などの販売など、どこでも電話・化粧を無くすべき策はある 多分誰も買わないと思うが)

これも書いたが、「女性専用車両」が認知されて久しい。化粧は、女性専用車両だけでやるようにする。それと同じ発想で、JR西日本(それが難しければ、神戸市営鉄道交通機関)からモデルケースとして「携帯電話専用車両」を作るというのはどうだろう。車内で携帯が鳴った場合「今電車の中なので後で電話します」という会話くらいは、聞いていてもさらりと流せるが、大抵の人は聞くに堪えないくだらない話が多い。ならば専用車両を作って、思い切り話させる方がいい。

そうすれば互いの話がくだらなさすぎて、「そうすることが格好悪い」ことに気付くだろう。何かを止めさせることは、ルール・規制の中でそれを破っている、勘違いの優越感を摘めばいいのだ。

かく言う僕も、若者の大半を偏見で判断してはいけない。この日行った、芸工大の若者と話す機会を持ちたいものである。

想いを引き出す「プレゼンテーションルーム」には慣れている。


※今日のヒトコト
才能があるフリをしているヤツが多い  才能があるヤツは少ない】


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