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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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久々の雨模様、月曜日の神戸である。

このサイト日記のいいところは、幾つかのクライアントに「忙しさにかまけて、サボってませんよ」というアピールの場でもあるということだ。実際、依頼を受けた方々や仕事に関わるブレーンにはこの日記の存在を知らせて、僕の近況を理解してもらっている。心配は要らない。自分のキャパを知らないと、クリエイティブディレクターなんてできない。すぐにアナタの傍に行く。

気が付けば、野球の日本シリーズが始まっていた。中日も日本ハムも、どちらも「日」が付いているくらいで特にじっくり観ることはない。しかしそんな野球音痴の僕でも、新庄の勇退は気になっている。「勝ち負けよりも、お客さんに楽しんでもらいたい」と新庄選手が言っていた。それを、大学ラグビーの後輩・幡記者が書いていたスポニチの記事で詳しく読んだ。その中で、昔連覇中の神戸製鋼ラグビーOB・大八木氏が言っていた話を例に出していた。

「その晴れ舞台である試合に、僕等は練習を重ねて準備してきた 試合は日々の練習に対する『ご褒美』だから、思い切り楽しまないといけない」

そういう主旨の話だったと思う。これがあの強面の、近頃タレントみたいになった大八木さんが言ったとは到底思えないが、意外にも「鋼(はがね)の身体、黄金の心を持つ優しき男達を、我々はSteelersと呼ぶ」と、チーム呼称をいち早くラグビーに導入した、ロマンチストの氏ならではの言葉なのだろう。 先日書いた 「時間は夢を裏切らない」話で言えば、ご褒美である夢を楽しむために、有意義なプロセス・時間が必要だと謳っているようである。

サッカーの中田が引退し、野球の新庄がチームを去れば、やはり人気の翳りが懸念されるところである。ともかく、あれだけの身体能力と「これから」があるそれぞれなのだから、違うカタチでまたその姿を観てみたい気持ちは、僕だけではないはずだ。例えば欧米のようにスポーツを掛け持ちし活躍したり、どこかの漫画のように覆面選手で名を伏せて出場してみたり、結構本気で面白いと思っているが、少々頭の固い協会のお偉いさんには理解されない話なのだろう。

スポーツに、国民的ヒーローがいなくなって久しい。それはヒーローがいないのではなく、そういう資質を備えた選手達をそのフィールドに残す、メリットとは違う「魅力」が、それぞれの日本スポーツに欠けているのだと思う。

力道山は欧米の大男をなぎ倒し、国民は狂喜乱舞した。
長島は注目される天覧試合でホームランを打った。
王はホームラン世界記録を樹立することで日本人になった。

時代のヒーローには、その人にしかないストーリーがある。

そこには、彼等が生涯を賭して戦う、魅力ある競技じゃないと意味がない。逸材が旅立ってゆく現状。日本のスポーツは今、危機感を持つべきだ。


※今日のヒトコト
【僕が衝撃的だったのは、阪神タイガースのラインバックが、甲子園ラッキーゾーンの金網を登って取ろうとした姿や、佐野がフェンスに頭から激突して倒れたのにキャッチしていたシーン…… 野球に詳しくないのに覚えてる


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