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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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土曜の朝、寝ようと思ったら、自宅マンション大修繕の何かを打ち付ける音に一睡もできず、もうこの勢いで花園ラグビー場に行くぞと、少し早めに待ち合わせのJR三宮に着いていた。デリカフェの禁煙席、1テーブル2チェアに一人座りサングラスを掛け少し寝てやろうと俯いていたら、知らぬ間に対面の椅子は関西オバチャンの集団に持って行かれてしまってた。

オバチャン達は、2名席に無理矢理5名席を作ってる。レイアウト的にはかなり不自然な1テーブル1チェア、グラサン掛けてインベーダーゲームをしてるかのような42歳独身(結婚歴無)は、70年代後半の昼下がりのようだった(T_T)

花園で合流したブルマンとコリッキー共に観戦。J-SPORTでもやらない、あまりカードの良くない試合のせいか観客はまばら。よって指定席にわざわざ座らなくとも「ここにしよう」とさらにまばらな席へ。しかし少し後ろに陣取った男達は、全てを知り尽くしたかのようにラグビーを語るマニアであった。どの会場にもそういう人々はいるものだが、本当に色々知ってる人間は、皆に聞こえるような言葉に表したりしない。お前さん達ができるのかい?と、ヘッドオンタックル&ジャッカル&ストンピングを決めたい気分だった。

内容はというと、スコアの示すとおり神戸が勝ったのでそれはいいとして、やはり観客の少なさが気になった。メインスタンドの中央には僕のBB弾戦友でもある、伊藤剛臣・勝野大・クリビー・ピエーレが座ってた。眠すぎて挨拶にも行かなかったが、ヤツらの姿は、やはりフィールドで観たいものである。

花園からの帰り、梅田を少し歩いた。僕が通っていた15年以上前の茶屋町から、ターゲットはそのままに店舗も商業施設も増えている。サラリーマンの憩いの飲食店街、古本・音楽本なら「かっぱ横町」がほとんど変わっていないのには安心したが、茶屋町は20歳代の若者で溢れていた昔から変わらない。毎日放送もキャラクターを前面に、毎日が「イベント」のような街の手伝いをする。当たり前のことを言えば、活気を維持し続ける街の数だけ、思い出も懐かしさも変わらない風景もその地方に息づいてゆく。翻ってこうして僕のように何年かぶりに訪れたときに、街を悲しく変えた現状が解りやすいものだ。

この日、茨城の水戸に行っていた工藤クンが、夜中の店におみやげを持ってきてくれた。なんと車で神戸から数名で出向き、Jに返り咲く正念場に位置するヴィッセル神戸の応援帰りだった。そのおみやげ「水戸なっとうスナック(からし味)」が、すこぶる(死語)美味かった。コーン味のうまい棒か明治カールみたいな棒状に、納豆の味とネバネバ感がプラス、和からしがほんのり辛い憎い演出。指にも納豆の余韻が残るリアル感。好き嫌いは別として、北海道ロイスチョコレートがけザク切りポテトチップスの意外性は大ウケだし(神戸大丸で今、やってる)ご当地名産は、面白いモノをちゃんと創ると売れる。

グリコだか明治だか、神戸ワイン・京都抹茶・博多明太子なんていうご当地スナックを作ってるが、全国に溢れ出すと二番煎じが三番にも四番にもなって、もう味がどうとかそういう新鮮味も何もなくなってしまっている。それゆえに、資本力の厚さは重要ではあるが、この茨城・水戸のおみやげにあるような「そこにしかない」「今しかない」感覚は、もらう側にしても嬉しいモノである。

神戸のスイーツやその他そういうモノ達がなんとなく、伊勢に行って買い忘れた赤福餅を三宮のキオスクで仕入れたような、全国に拡がりすぎた感がある。おそらくは、商売人が増えて職人が少なくなったのだ。

昨今のスポーツ人気にも、その辺りがポイントになるように思う。


※今日のヒトコト
本日、二日連続大阪(夜ミナミ)入り!


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