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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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連休明けの火曜日、起きたら少し喉が痛かった。風邪?と思っていたら、ナンのことはない。まだ布団を出していなかっただけである。なぜかタオルケットの、季節感無しおクンこと志賀は打ち合わせに出向いた。

三宮のカフェで「まつり」の画策。一過性でない、神戸らしさについて話す。その後、市役所の産業振興局にて打ち合わせ。「1ヶ月後には記者発表の段取りで」と先方は言うが、この春からの流れを見ると、まだ二転三転ありそうである。ともかく、僕のデザインがマチを旅することは嬉しい。デスクにいる知ってる面々に「よく来ますねぇ」と言われる。ホント、よく行っている。

早く店に着いたので、近頃ハマってるソフトダーツをやりに向かいの店に行く。玉撞きでは関西オープンを獲った店のオーナーも、ダーツではソフトダーツ級にフニャである。しかしイマイチ狙ったとおり行かない。ナンだか寒くなってきた。こりゃヤバイ、とコンビニに「風邪かな?と思ったら」ドリンクを仕入れに行くも近くにはなく、飲む点滴だと言われるポカリスエット500mlをぽかりぽかりと一気飲みした。うつらうつらと、ソファで開店まで眠ることにした。

埼玉から、神戸支店に配属になった製薬会社のYクンが一人でやって来た。風貌は優しい、趣味が釣りと音楽(ピアノとギター、創作活動もするらしい)という、小学校からラグビー漬けで、今でも男臭いヤツらに囲まれることも多い僕としては、新鮮な若者である。若いくせに、僕の心のツボをぐいぐい押してくる。

教えてあげようという気にさせる、教わりたいという姿勢がいい。知識で語らず、経験で語る。そんな部分も好感が持てる。こういう子には、僕のとっておきの店を教えたいし、神戸の素敵な面々を紹介したいとも思う。

「志賀さんは、デザインはどういうときに思い付くのですか?」

そういう質問をされたので、僕は「デザインを考えていないとき」と答えた。自宅に仕事部屋があるくせに、そこではほとんど仕事しないとも言った。事件は現場で起こってるんだ!じゃないけれど、無機質なデスクワークだとか、創作活動に籠もることでは、僕の頭の中には何も「降りてこない」のだ。

こんな話もした。

「その人の関わる世界以外に魅力を感じる人がいい」

得意分野は誰でも語ることができるし、優越感にも浸れるわけだけど、ビジネスや専攻以外に話す言葉や聞く態度を持っている人が好きだ。そんな事を言った。

「僕はサザンの桑田さんが好きなんですよね」

そういう彼に、僕も詳しくはないけど好きだな……あの人の凄いところは「らしくない」ところと、例えば「ザ・ベストテン」のプールサイドで「勝手にシンドバッド」をふざけた格好で唄ってた青学の学生だったとか、大学3年の夏合宿で掛かってた曲が「ミスブランニューデイ」だったとか、さして熱狂的なファンでなかった僕が思い出せたりするところだ……CDもPCに落とし込むことはあっても、買ったりしないのに、中学くらいから今までの生活になんとなく知らぬ間に入り込んできてるところも凄い……なんて話した。

連休が明けて静かな店に、もちろんサザンは流れない。しかしまだ若い、23歳の彼に「今度、お好み焼きでも行こか 一人で行ける旨い店教えたげるわ」と言った僕は、多分気持ちよく対話ができたのだ。

実はデザインのヒラメキが結構降りてくる、下町のお好み焼きを久々に食べたくなっている。そこはマチに『根付いてる』場所だからだ。


※今日のヒトコト
【醤油を英語で「ソイソース」だということは知っていたが、 soyって、大豆のことなんやね  今頃知りました 醤油が変形したのかと思ってた】


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