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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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日曜日、午前中に起きて12時からのラグビー、神戸製鋼Steelers対トヨタ自動車ヴェルブリッツの試合に備えた。タケ、大介を欠いて挑んだトップリーグ前半戦の天王山。ここで勝利と4トライ以上のボーナスポイントが欲しい。

とココまで書いたところで、僕はスポーツライターでもないので違う観点で。

桃太郎の衣装が最も似合う男(と勝手に思っている)SH後藤翔太は、相手チームにとっては嫌な存在だろう。リザーブには先発でもおかしくない、独身貴族(死語)苑田もいる。このポジションは、本当に堅い。

今シーズンのトヨタは「イヤ」な外人FWがいない。神戸には二人いる。笑顔がキュートな2m級ロック・ロイシーと、Steelersの平井堅ことクリビーの、共に110kgオーバー・NZ人は多分僕にしか止められない。「ロイシー!鹿狩りに行くぞ!!」「クリビー、たじま屋おごってやる!」これでOKである。

いつも思う。スクラムを組むFWだった僕は思う。

確かにラグビーは「All for One,One for All」だけど、ゴールに飛び込むのは気持ちいい。あの最後のオガジンの勝ち越しトライ、残り5m……自信ないな……最後の3mだけボールを持ちたい。そんな衝動に駆られるのは、どこか華麗なバックスに憧れがあるのかも知れない。ちなみに僕の現役時代は、なぜか回転トライ(スクールウォーズまでやってた)だった。あの意味はナンだったのか?

最後のゴールは新人SO森田。差し迫った後半、まさかのゴールキックを4本を連続して外したトヨタ・広瀬(スーパーブーツと称されている)に対し、難しい位置での森田のキックはど真ん中からバーを越えた。この試合を象徴する、ノーサイドの瞬間だった。(森田クン、ディフェンスはしつこく行って欲しいぞ!)

近年、野球のようにスカウティングが重要だ。先の試合でデータを取り、相手の得手不得手を探る。もちろんスカウティングされていることを共に知っているから、翌週には違うことをしようとするが、追い込まれると結局は得意技(柔道や相撲のように)を出さないといけないようになる。試合運びは、まさに情報戦。経験則と即時修正に長けたチームが勝つことになっている。

ただ、神戸の真骨頂は「内容で勝ってたはずなのになぜか負けた」と、相手に言わせてしまうところだと思う。「完膚無きまでにやられました」という敵のコメントは、あの常勝だった頃でさえあまり聞かれなかった。トランプに例えると、相手が2を出してくれば3を、8を出してくれば9を。相手が小さな数字に対し、いきなり絵札やエースを出したりしないのだ。ギリギリのラインで、切り札はここぞというところで出して勝つ。そんな点で、昔を思い出した試合だった。

僅差であれ勝つということは、それを喜ぶ人々に思いも寄らぬ幸せをもたらすことになる。僕もその後、二度寝もせずにゴルフ打ちっぱなしに行き、なぜか普段やらない料理をしようと、SATYで材料を手に入れた。

それほどにスポーツは、人に影響力がある。 感動だけではない。ささやかな幸せも、スポーツの持つ力にはある。プレーヤーも、それを解っていて欲しい。


※今日のヒトコト
【と言いながら、 スカッと勝って欲しいのが心情ではある


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