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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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木曜、また一日中雨が降る。その割には人が来る。変な店だ。

サーバーの容量が一杯になったホームページが、数日更新できずにいた。2001年4月23日から書き始めて、いつからかほぼ毎日書いている。止めたくなったことはない。書かない日常よりは、生活一連の行動の一つとして欠かせないモノになっているからだ。パパになった卯目くんに助けを求めて復旧したから、あと一年くらいはまたストックできる。しかし、どこか他のサーバーに移動して過去の日記をリンクさせないと、また面倒なことになる。ナンだか、ガラクタばかり集めてて発明品を創る、僕の爺ちゃんを思いだした。人にはガラクタでも、僕には宝物だった。日記もそんな感じがしている。

こんな雨でもどこかで、のじぎく国体は続いている。ハンカチ王子ゆうチャン人気で注目されている国体だが、他府県の人々がやってくるのと同時に、記者も全国から集まってくる。東京から来ていた共同通信の記者・伊藤くんもその一人で、いつものかすれ声で神戸滞在中に2度顔を見せた。多分前回店に来たのはずっと前なのに、カウンターの目の前にいる彼は、あの日と同じ彼だった。変わったことと言えば、記者の顔付きと、父親の自覚が芽生えたことだ。

東京の防衛庁跡地での出店で大忙しの、元町「ナダバンダイニング」シェフ山下くんと差し向かいで話した。彼の熱い神戸への想い。僕の、これから神戸でやろうとしている企てについて。絶対神戸に、あんな店をこんな店を出したいという計画を持ち続けたまま、東京には出稼ぎだと胸を張って向かう。「神戸は景気が悪くて人がいないから、東京で一旗揚げますわ」というような、神戸を捨ててパイの大きさを取る人間とは違う。羨ましくもあるが、僕は神戸でマチを守るしかない。いつか、何か一緒にできればいいな、と話を終えた。

M-INT KOBEの飲食街に、どこか違和感があると思っていた理由が解った。カフェ・ダイニング、創作和食・洋食、あらゆる商業施設にラインナップされている「今」の内装はよくあるが、その違和感は「○○シェフの店」という謳い文句のサインにあるビジュアルの中の、シェフの写真が恥ずかしいのだ。有名なのか、ウリなのか、いつからかそういう店が増えた。それなりの大箱であれば、そこには様々なスタッフがいる。料理人一人の力では成立しない。ロブション?デュカス?神田川?(T_T)……ミシュラン?ザガットサーベイ?◇◇ウォーカー美味しいものランキング?(T_T)……今は、そんな時代なのだろうか。そもそもランキングは、紙の上にはない。自分の目と舌と、心の中にある。

店が載った雑誌の一行目が、インテリアデザイナーの名前から始まる違和感に似ている。五木ひろしのいない、嵐山の五木茶屋みたいでイヤなのだ。


※今日のヒトコト
【「オススメを」と注文されて出したモノを 「あぁ、アレね」 と、そんなの知ってるべ!的返しをされると、軽くムカつく時がある】


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