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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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火曜日の店、もう閉店かなと思ってた午前2時過ぎ、ユナイテッドアローズ(UA)本社の面々がやって来た。4日にオープンする「M-INT KOBE」の出店準備で来ていたらしい。僕にとっては懐かしい顔が、今はもうそれなりの年を経て、上層部の偉い人、UAの顔になっている男達である。「志賀さんは、変わらないでいてくださいよ」と、京都出身なのに東京の人っぽく言うMD奥村クン。久しぶりに会って、そんな言葉を聞くために店を続けているようなものだ。

その日夕方、その新しく本日オープンする三宮南側、M-INT KOBE(新聞会館)の内覧会に、打ち合わせを兼ねて行ってきた。震災で倒壊したそこは、地下に阪神食品館と駅までの連絡通路に飲食店、2〜5F物販他、6Fタワーレコード&デジタルギャラリー、7〜8F飲食店、9〜12Fシネマコンプレックス、上階はオフィス、クリニック、カルチャーセンター、サテライトキャンパスなど、最上階18Fが展望室(多目的スペース)という複合商業ビルである。

詳しくは行くか、雑誌等々で知っていただきたい。プロセスを知らず、出来上がりを評価することほど愚かなものはないと思う。だから感じたことを少しだけ。

東京の大きな商業施設(ヒルズでも汐留でもいい)の飲食店舗構成、その少し縮小したカタチが、例えば大阪のハービスエントのように表現されたとすれば、その大阪のコンパクト版がこのミント神戸なんじゃないかという印象を持った(実は神戸にしては大きい施設なのだけれど)。細かい物販の構成や、飲食店のリーシング背景もなんとなくしか聞いてないが、そこに「神戸を感じさせないことが新しい」とでも言わんばかりにぶつけてくる。

飲食店舗は、ニューヨークグリルかオイスターバー or 和食ダイニングの店のような内装をイメージさせる。金額設定は低い。テナント料の関係か、リーシングも苦労があったのだろう。ある程度、資本力の厚い店舗が並んでいる。

まだ品揃えは少なかったが、地下の食品館は阪神百貨店からの出店。ここは、南にある百貨店そごうや、阪急電車地下にあるいかりスーパーとの競合となる。いずれにせよ、デパ地下的買い物をする人々にとっては有り難いものなんだと思う。神戸では廉価版よりも、高級食材の充実が「らしい」とされている感があるが、そういった観点からは阪神食品館には期待できそうである。安売りなら、その裏にあるダイエーに行けばいい。購買層は違う。

しかし、「神戸を感じさせないことが新しい」部分には少々閉口する。飲食店舗構成もそうだが、またできたシネマコンプレックスには見事にコンプレックスがある。僕が勝手に言っている「ドン・キホーテな街」の定義は、今どこにいるのかが分からないマチのことである。僕は『神戸を感じていたい』のだ。

そう言いながらも、僕はそこで買い物をするだろうし、食事にも行くだろう。行き交う人々にニーズがあれば商業施設も浮かばれる。そうなれば存在意義もある。

ただ僕は、「らしさ」を消さないまちづくりをしたい。それはそんなに大きなものからは、生まれにくいモノだと感じたわけだ。


※今日のヒトコト
【小学校の頃のイタズラ電話 「あのぉ〜、ウチのタロウがそちらにお邪魔してませんか?」「どちら様でしょうか?」 「ウルトラの母です」


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