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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜日夕方の打ち合わせ。現場近くのスタバにいた。東京なら無線LANがあるらしい。一部ではMacのベースステーションもあって、通信もできるようだ。しかしココは神戸。減りが早くなったバッテリーと睨み合い、待ってる間に日記の下書きをしている。いつもここに来て思うのは、回転が速い人気店ということ。今から最大4名となる打ち合わせに、30分早く来て陣取っていた。

4人が向き合うには小さなテーブルで、図面を広げてコンセンサスも図る。数々の難題も、避けなければならないという考え方よりも、どのように立ち向かうのか、そのためのチームづくりでもある。パターン化した既存の建築物には終わらないプロジェクトにしたい。「前例のない」は、大好きな言葉である。

店では「アロワナ」について、僕と近い歳の男性が、20代の男性に語ってた。興味がない人から見れば、子供のような顔をして話すそのお客様の気持ちが理解できないのだろう。僕もマニアックすぎて、話には入っていけなかった。しかしそれは、例えば爺さんの盆栽のようで、僕の昔の「玉撞き」ののめり込みとも似ている。何十万円もするツールと、それに費やす時間。それは、誰の理解も求めない、目の前のこと以外は何も考えない時間だった。

乱暴な言い方をすれば、飼っているペット(そういう言い方自体しないのか)の写真を見せたり、専門誌に投稿したりすることは、自分の子供を「アニー」や「モーニング娘。」のオーディションに送り込むくらいに、理解できないことである。しかし僕が、買ったばかりのフォージド、マッスルバックのアイアンを並べて、「この顔がいいんだよねぇ〜」と眺めているのと同じだ。ハッキリ言って、それでご飯三杯はイケる。アホかの世界である。

大人で、特に男で、横山ホットブラザーズのノコギリ級に「お前はアホか」の世界を追求している人は、とても憎めない顔をしている。そこにステイタスの匂いプンプンさせて、流行や旬武装しているチョイわるもどきオヤジはどうでもいいが、とても憎めない顔は季節も時流も無視しながら、オタクと言われようがマニアと呼ばれようが、ひたすら自分の道をマイクタイソン唯我独尊と突き進む。

「こだわり」とは、こだわってると自覚していない人を評して言う言葉であって、そのこだわりを茶化されたり邪魔されたりすると、オモチャを取り上げられた赤ん坊よりもタチの悪いリアクションを見せるものである。(こだわってるよぉ〜と言葉に出す人ほどに、そのこだわりは会う度に変わるものでもある)

空き地の野球少年が打ち込んだボールを片手に「コッ、コラァ〜〜〜!!!」と追いかける爺さん。そこには割れたガラスよりも、折れた盆栽の方がよりリアルにその怒りを増幅させる。試しにやってみるがいい。

「お前はアホか」的なこだわりは、解せない他人に汚されるほどに怒り心頭のはずである。そういうものを持ってる、オッサンのこだわりは結構好きだ。


※今日のヒトコト
【近頃マイブーム(死語) 腰回りをマワシに見立てて相撲を取る 「ぜい肉相撲」 組めなくなったら、君も体脂肪一桁だ!】


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