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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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土曜日昼にBSで、マリナーズのジョージ・マッケンジー、もとい、城島健司の特集を観た。誰もが知る地位を確立する人は、どんな世界にも共通する「言葉」を持っている。理路整然と、野球に詳しくない僕にも解る話し方。こういう人には、もし野球ができなくなったときにも開ける道があるのだろう。

土曜の店には、現役を引退したプロ野球選手が、奥さんと同級生達を連れてやって来た。最近ブログを始めているから、どう過ごしているのかその断片は知っているが、今も野球との関わりの中で生きているようである。そのブログの中で書いてあった「どうやったら少年達は野球を好きになってくれるのか」という問いに僕は書き込みはしなかったけれども、会えば言おうと思ってた。

・一緒に汗をかく

苦楽を共にしたと言えば大袈裟だが、大人と子供の歳の差だって、何かを一緒に創る・成し遂げるという感覚は「共有」を生む。僕の昔の記憶で言えば、スポーツ以外でも小学校の時に行ったキャンプなんかも入る。方や必死で走り回っているのに、教える側は涼しい部屋から指示を出す。その姿は、働かされていると思ってる社員が多い会社のようである。自分の今できる能力の範疇で、若い世代と共に汗をかく。そういう大人が少なくなった。

・悔しがる

大人は子供から見れば、何でも上手くできるモノだと思われている。身体も大きいし、自信もありそうだ。それは「大人になったらね」と教えられてきた子供がいるせいも多分にある。ましてや、現役選手に近いのならば、羨望と憧憬の眼差しは仕方がない。だから、失敗したら悔しい表情を見せてやる。先述にあるような「一緒に汗をかく」ことに共通する、「少し前までプロでやっていたこの人も、まだまだだと思ってるんだ!」という気付きを与えてあげる。

・壇上からものを言わない

一番の問題は「この人が言うことは全て間違いがない」と思わせてしまうところにある。それは所謂セミナーであったり、講演の類にも共通する「壇上にいる人達は凄いという錯覚」である。「頑張ったらこんな風になれる」と上から働き掛けてはいけない。そういう意味で「同じ目線で」ということが大切なのだ。


以上が、僕個人で思っている勝手な想いである。

こうやって書いてみて、人に何かを教えるということは『その人の姿勢を見せる』ことなのだと解る。もっと資質なんかが問われるものなのだろうが、そのほとんどは「人間力」にあると思ってる。生き様にも近い、少しばかり先に得た経験を伝えることは、世の指導者に問われる課題だと思う。


と言うわけで、店は少しお休みをもらいます。昼はガンガン動くけど。


※今日のヒトコト
盆休み13〜15日の予定だ


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