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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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連休が開けて、梅雨のラストスパートのようである。

お笑い芸人が淫行で捕まって、幾つかの容疑も湧いている。なぜかテレビでは、○○容疑者とは呼ばずに○○さんと報道し続けている。一般人ならいきなり「人扱いされない」「社会復帰が難しい」わけだが、この業界は不思議な世界である。まぁ、僕なんか「京都に子供がいる」「店に来る女の子はみんな、志賀に持ち帰られる」「ゲイだ」という噂があっても続いているから、僕も一般人からは少しかけ離れているのかね。と言うか、彼は噂じゃないな。

午後、建築事務所で密談。何かをスタートさせるには、まずは前に進むことも大切だが、それなりの準備も必要である。僕のいいところでもありその逆でもあるのが、フットワークの軽さにある。ただ、たまにはしっかりと重装備で進まないと、目の前の大きな山には登れない。そんな時、築き上げてきた信頼できるブレーンは大切で、出会う度に「身の丈で接した過去」を振り返り、そのソクセキに間違いがなかったことを嬉しく思う。

その後、少し遅れて元町へ。JRから見えて気になっていた不思議なカフェ(突っ込みどころ満載のやはり不思議カフェだった)で、ラグビー選手とお茶のみデート。二人で行動するのは初めての現役選手だが、色んな局面で繋がっている感じがする。プレースタイルも人間性も好きな男である。「どこでデザインの勉強をしたんですか?」という問いに、全くしていないと言えばそうだし、日々が勉強だと言えばそうでもある、としか答えられなかった。僕の持論は『日々の記憶がデザインになる』なので、要は記憶力なんだと、そんな話をした。不思議とそんな話も自然にできる、ラグビー選手である。

ナンでもその後、大阪長居でセレッソ大阪のサッカー観戦にチームメイトと行くらしく短い時間となったが、変わりゆく雑多な街に憂いを感じている僕が、透明な心を持つ男と話したことで気付かされたこと、そしてその使命感にそこをあとにした。( >>> そんな彼の心の中を覗きたい人はサイトへ

ラグビーを囓ってた僕が、なぜかデザインに関わる仕事をしていることを、その選手も興味があったのだろう。僕も饒舌にまくしたてた。自分の意見も言いながら、僕の話を真剣に聞いていた彼だった。今その話を思い出している。

それはこんな話だった。

元町、旧居留地の美しいところは「見渡しても旧居留地である」というところだ。それは海や山、美しい風景にも共通するモノである。昨今にある、街と調和が取れない看板サイン、景観を無視した店舗構成、執拗な客の呼び込み、それらは整備する必要性を想うが、その力は今の僕にはない。

ならばランドマークを、待ち合わせにも目印にも成り得る、そんな場所を創りたいといつもながらに思う。一つずつ、そういったモノを創る。突然変異に街は再生しないし変えてはいけないが、微かに放つ光が少しずつ増えてゆく。そんなマチへの架け橋が、クリエイティブディレクターの仕事だと思ってる。

僕の日々の記憶が、そんなデザインをさせるのだ。


※今日のヒトコト
【クリスタルKって、 クリスタルキングじゃないらしい


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