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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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暑いのは仕方がないが、ヒートアイランドを無視した、公共施設のエアコンには閉口している。寒すぎる。自宅ではほとんど使わない僕には、その温度差に、パンツ一丁クールビズで街を闊歩した方がマシだと思ってる。

いつからなんだろう。多分7月から、三宮の北側フラワーロード沿いのマクドナルドが、24時間になった。何ヶ月かに一度、食べてもいいかなと思うときがある(無性に食べたくなる年齢は過ぎたようだ)が、深夜に「差し入れ、マクド(関西呼称 僕はマックと言う)のポテト」と催促することができるのは嬉しい。

ただ思うのは、いつの頃からか「24時間」をウリにしている店舗ができてから、大袈裟に言えば人間らしさのサイクルが変わった様に思う。朝・昼・夕食をおおよそ定時に摂り、夜中はテレビを消して寝る。盆と正月だけは街も眠る。そんな普通の生活が、一見便利な様で実は特に必要のない、コンビニエンスストアとゲームセンター、そして24時間テレビ放送の出現で変わったのだ。

兵庫駅には24時間の本屋がある。自宅のある垂水にはビデオ屋がある。これらは、何となくそのニーズを理解できる。「余暇を楽しむ」という習慣が、本来人間にはある。それらは、そのための店に近い。しかし現代は、余暇というカテゴリーは無いに等しく、それぞれの『有り難み』は薄れる一方である。

有り難いと言えば、24時間受け取りができるクリーニング店は嬉しい。少なくとも近所にはないな。それと24時間映画館があればいい。深夜のビデオやDVDより、その時間に観られる大スクリーンにそそられる。僕の知ってる限り、そんな映画館は大阪の天六ホクテンザくらいで、そこは家を持たないオヤジ達の簡易宿泊所となっているので、少し違う。できればシネコンのような、ホームシアターのちょっとデカい版よりは、最前列は首が痛くなるフルスクリーンがいい。

24時間駐車場もいい。コインパーキングではなく、係りが常駐するタワーが理想だ。もちろん、自走式で停めやすい幅でエリアを確保する。飲んだ後にゆっくり過ごせる、酔い覚ましのカフェも併設すれば、眠らない駐車場となる。キーワードは『停めたくなる駐車場』……っと、今進めている案件に関係するので、これ以上は企業秘密(死語)である。

そう言えば、「人間らしさのサイクル」が変わった理由に、24時間漫画喫茶やインターネット(オンラインゲーム)カフェ、カラオケなんかも挙げられる。人が寝ている間(午前0時以降か)には 犯罪も起きやすいし、接客の高いサービスが無くても許されるというところに問題点がある。ニッチ産業だろうが、いつか書いたように「いつでも撤退できる」造りになってる店舗は、やはりニッチでしかない。「人間らしさのサイクル」を、人は取り戻すべきだ。

って、妙に不規則な生活の僕が言っても、説得力がないわな。


※今日のヒトコト
便利は、怠惰を生む


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