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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜はいい天気。暫くはまたこんな感じの神戸だそうだ。梅雨というよりは局地的な大雨、その間の快晴。月曜の大阪、最高気温は34度らしい。

同時に進むデザインプロジェクトの調整、進行状況の把握は、いつか書いた自作のひな型があって書き込んでいるのだが、そのデメリットもある。考えてみれば、結構僕は心配性なので、そのひな型以外にPCに「クライアントリスト」、携帯にはメールの下書きにして「デザイン案件リスト」を作ってる。しかしそれらは、時系列が見えにくい。そして、消して足したり、優先順位が目まぐるしく変わる場合の把握に弱い。もっとシンプルなモノはないのか。

自宅には仕事部屋がある。しかしほとんどそこでは仕事をしない。ノートPCがあることもそうだが、デスクワークでは成立しないのがデザイン(目論見や企みはヒラメキ)なので、主に街に出たときそれはやって来る。だから日々チェックするのは、携帯やPCだと考えてしまう。

CMやプランニングには「ストーリーボード」「絵コンテ」がある。イメージに近い素材や言葉、画をちりばめて絞り込むためのモノだ。一つの案件に対し、それらは効果的である。着地点を見据えて、一気呵成に攻め立てることができる。余計な物事を受け入れないで、集中するにはいい。

ただ、僕の場合、大小問わず同時進行で案件を進めるモノだから、そのやり方では見えないことが多い。前述のように「目まぐるしく変わる優先順位」だから、一つこなして次に行く、という進め方ではない。そんな時に、常に確認できる『コミュニケーションボード』が活躍する。

幾つかの項目(目次、特集など)を挙げる編集会議、雑誌エディトリアルに使われる手法に近い。多数のメーカーが集うコンセプトカーなどのモーターショーにも、相互メーカー間の調整や、ブースの規定、全体デザインとの調和などに役に立つ。 案件を同時に平面で見ると、相互の関係性、やるべきことが見えてくる。自分で書くことで、イメージを張り付けたり剥がしたりすることで、何がやりたかったのかが解るのだ。自宅に見えるところに設置することにした。

早速、ボードを買ってきた。ブラックボードだから、ホワイトペンなどのマーカーで書く。どこかのレストランにある、手書きのメニューのようだ。

そして書き上げたボード。全体像が見えてくる。走ることは大切だ。走らない、自分の足で歩かない人には、達成感が見えないからだ。しかし走りすぎると風景が、相互の案件の行方が見届けられなくなる。

ボードの文字が踊ってる。その先には、笑う人々の顔が見えてきた。


※今日のヒトコト
興奮のイタリアVSフランス……観ます


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