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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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雨である。イタリア=PUMAが気持ちよく勝って、気分は晴れやかである。

いつも書いてるが、同じ仕事、同じ想いを語り続けていると、何年か前に話した当時は役職もなかったヤツが、決裁権を持つようになってビジネスになることがある。もちろんそれは、僕が「続けていないとイケナイ」わけだが、幸いに未だにデザインには関わっているし、店も震災の年から牛の涎の如く続いている。水曜来ていた電通マン(電線マンではない)とも、神戸に於いての強いコネクションが、フレンチコネクションほどにできそうだ。今、電通に口座があるバーテンは、おそらく僕くらいだろう。ジーン・ハックマンになった気分である。

と、訳の解らない始まりの日記だが、今は店で、この続きは家に帰ってから書くことにする。遅掛けに来ていたトメとマス(魚ではない)の語りが長くなったせいだ。それはとても意義のある時間だったから良しとして、午前3時半、今から帰還する。ポルトガルVSフランスの、NIKE、adidas対決もあるからね。


画面では、サッカーが始まっていた。ここまで来ると、若手ベテラン入り交じっていてもチームは強くまとまりがある。互いに尊重し、機能しているのが解る。体を張るとか、犠牲になるとか、満身創痍でスピードはないが「それ以外でカバーする」気持ちを持っている、共に戦う仲間がいるからだろう。

スポーツに限らず、近頃の若手は(一部を除いて)「やることはやっている」と口を揃えて言う。「やっている」という言葉は本来、内に秘めたるモノのはずである。ひたむきとがむしゃらも他人が評価することで、決して自分から放つ言葉じゃない。「やることはやっている でも教えて欲しい」と矛盾を言うヤツよりは「自分はできていない だから教えて欲しい」と、最初は断られても何度もやって来る人間の方が愛おしいモノである。

「同じ釜の飯を食った仲間」は、やることはやっていると「周り」に評価されるという、同じ痛みを知っている仲間のことだ。特に昔は、怪我をしていることを知られたら試合に出られない時代だったから、陰の努力を知る者は慈しみまでをも抱き、共にフィールドに立てる幸せに心奮わせたものだ。

その遅掛けに来ていたラグビーOBは、こんな話をしていた。

「最近の若手は、場の空気を読む感度が低い」

僕はその感度のことを、優先順位と置き換えて話した。今、信頼を得るためには何をするべきか。彼等はその「今」が解っていないのではないか。

足の速いヤツや、類い希なる体格を持ったヤツらはいくらでもいる。 しかし、『人を震撼させるプレー』というものは、そんなところにはないのだ。


サッカーが終わった。どちらが勝ってもおかしくない試合だった。

やることはやった彼等が眩しく見えた。


※今日のヒトコト
【ナカタがいなくなると、 赤レンジャーのいないゴレンジャーみたいだ


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