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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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数日好天が続いた神戸も、また梅雨に戻る模様。午前4時からのイタリアVSドイツ観戦前である。PUMA、adidas対決は欠かせない。

店では、外資系大手広告代理店営業マンが、これまた大手ゴルフメーカー代表を口説いてた。プレゼンは後日に行われるようだが、こういう席でも既に始まっている。興味深く盗み聞きすると、大体僕個人がやっていることに大差はない。違うのは「分業制」と「財力」である。それは羨ましい部分でもある。

さて、世間を賑わしている中田英寿引退。ブログでは、皆飛び付く話題だろうから僕の性格から書くつもりは無かったが、近しい共通の知人もいるし、お疲れさまの意も込めて書かせてもらうことにする。

以前どこかで書いたように、その道のプロ(この場合は秀でた才を持つ者)には、一つの「らしくない匂い」がある。一旦その専門フィールドを離れると、彼等は「何をやってる人なのか判らない」印象を持つ。逆に「いかにもその職業っぽい」「得意分野でしか話せない」人にはない、独特の空気感を持っているものだ。それは単に記録が凄いとか、人気があるという陳腐ではなく、黙って遠くを見つめているだけで「何かを考えている」と周りに思わせるほどの匂いなのだ。

所謂「カリスマ」と称される預言者・教祖・英雄は、孤高である。一人かけ離れた感覚と居場所を持ち、その立場に潰されない能力を兼ね備えていなければならない。イチローや清原クン、新庄、大先輩平尾さんにもそんな匂いがある。ハンマー投げ、室伏氏もそうだろう。ナカタもやはり、そういう感じがした。

ヒーローには、皆の想いを背負ってるという自覚が「多少」あるくらいがいい。一番は、自分の想いを実現することでなければならない。目の前の敵を倒すこと、試してきたパフォーマンスを発揮すること、ゴールを守りきること。人はその姿に感動を覚えるのであって、重責を担うという意識が常人をダメにする。

ヒーローは、自分の想いの中で動くのだ。
そして彼等は、らしくない匂いを持ちながら、他でも生きる能力がある。
だから人の進退を、他人が決めることじゃない。

出処進退には、潔さが必要だ。
惜しまれる声も、すぐに次への驚嘆に変わる。

それを、天賦の才と言う。彼に相応しい言葉だと思う。


※今日のヒトコト
【準決勝、 殿様adidasに、襲いかかれPUMA!!


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