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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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30度を超え、すっかり暑い神戸である。火曜は晴れ渡った。

神戸の監督とはよくプライベートで会う。別に僕が先にラグビーをやっていたとか、年上だからという訳じゃなく。ヤツが知り合う前から嫁を知っていたという不思議な関係だ。そして、現役の時から「先を見る」力のある男だと思ってた。

いつか書いたが、僕の好きな人間は男女問わず、常識人で記憶力のある人だ。街場の振る舞いを知っていて、ちゃんと挨拶はするが好き嫌いがハッキリしていて、独特の個性を持つ。「の、ような人」ではない。過去に話した互いの文言を頭の隅に刻んでおいて、いつでも取り出すことのできる人のことだ。

「女性はちゃんと見てるからね」

ヤツはそう言いながら笑う。そう言えば、「女性」という言葉を使う人も好きだ。細かく言えば、言葉の綺麗な人、正しい日本語を使う人が好きである。

女性は、男の「厚み」で感じるのだ。
そして女性は、男のそんな「匂い」を嗅ぎ分けるものだ。

世に言う「ちょいワルオヤジ」と言ったりするが、当の本人はそう思っていないのだ。知識や空想をがなり立てる男は、ちょいワルオヤジを目指しても、本質的には何も変わらない。雑誌や小説・ドラマで得た知識や絵空事を、さも自分の言葉や体験のように言ったところで、女性は簡単に見抜いてしまう。女性は『実経験による厚み』に頼り、愛おしく想い、好意を抱く。

女性を惹き付ける男は、そういった匂いと厚みを持っている。醸し出すオーラと言えば陳腐な言葉だが、本当の意味で洒落ているだとか雰囲気を持っていると評される人には、他を相容れない棘までもある。それを如何にも見せている人と、忍ばせている人(懐刀か)の違いはあるが、協調者を侍らせているタイプの人(小動物っぽい)とは対極の「薫り」「色気」があるものだ。(ちなみに、よくココに出てくるラビット・吉川は実は小動物っぽくなく懐刀を持っている)

男たるもの、侍とは、……などと語るつもりは毛頭無い。

しかしサムライブルーには、少々ブルーになった。
サムライという言葉を、軽んじてはならない。


※今日のヒトコト 【 「オシム代表へ!」 ……宗教かと思った】


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