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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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月曜日。日曜の蕎麦が残ることもなく、また食いたくなっているということは、越前蕎麦が相当気に入ったのだろう。胃腸も問題ない。いよいよ梅雨空だ。

元町で、オレンジレンジみたいな服装の男と、エビちゃん(蛭子ではない)みたいなメイクの女の子の若ップル(志賀造語)を見た。風貌、ファッション、メイクに個性無し。なぜにイマドキの若者は、安直(死語)なのか。冷凍エビピラフをレンジでチンッみたいなファーストフード現象として、学会に発表したい。

三宮の街を歩いていると大きくクラクションが鳴った。僕はいつも思い出す。大学生の頃だから20年くらい前だ。京都の祇園、四条通を歩いている昼間に、南座をUターンしたグロリアが黒塗りメルセデスに追われていた日のことを。グロリアは反対車線に入りながら、何台かの車に接触を繰り返し猛然と逃げる。ベンツ560SLEは映画さながらに、ウインドウを全開に身を乗り出して叫び追った。

当時「いつかはクラウン」のコピーにもあるサラリーマン憧れの車種に対し、日産はグロリアやセドリックを対抗に置いた。日産の思惑とは違って、今では考えられないメタリックカッパー色が「その筋」には爆発的に売れた。黒が追いかける銅色は、黒に対し損害を与えた末のチェイスだったのだろう。祇園ではそういうことがよくあった。僕もバイトしてた店の、故意に鏡を割ったヤクザを追いかけたことがある。不条理に黙っていられない性格は、今も変わらない。

さて、夜の店。街には人が少ない様子である。
やってきたホテル関係者とこんな話をした。

暇なときにこそ「できる」サービス店は素晴らしい。
だから暇なときにクレームの多い飲食店は、いい店だとは言えない。

当たり前に聞こえそうなことでも、的を射ている話だと思う。

そう言えば、コピーを取りに行ったコンビニで、僕がいるのにキャッシャーでは従業員がくだらない私語を話していた。店内をグルッと見て回り何も買わないお客様には「ありがとうございました」と送り出す。また来てくださいという促しをするように、オーナーにマニュアルを植え付けられているのだろう。コピーが終わって出てゆく僕には、その言葉はなかった。応用の利かないバイトは、店にとっても損害である。採用した人間が悪いのか。無論、クレームなど言うつもりはないから、そこはずっとそうやってゆくのだろう。暇を持て余しやがれ。

元ラグビー選手が一人やって来た深夜、余計なお世話で、僕の結婚披露宴はこうあるべきだと予定もないのに勝手に話していた。「アイデアマンになるな」というのが、そいつの口癖だが、その言葉の意味は『アイデアを出すということは、それを実現するためにどういう人や会社などが必要で、着地点が見えているか?最後まで尻拭いができるのか?を解って言うことである』ということで、ただ責任のとれないアイデアを出すことではないと謳っている。それが、僕の結婚披露宴の話とは……「アイデアマンになるな」と言ってやりたい。

そんなアイデアマンが帰った午前2時過ぎ、いつもの中華で遅めの夕食(遅っ)をとる。日曜に余った野菜で、焼きそばでも作るかと考えていたから「後でソバだけ2つ、持ち帰りで」と中国人のそこの息子に言う。帰る頃、「ソバハサービスデス ドゾドゾ」と渡された。近所付き合いが目に染みた。

やはり、暇なときにこそできるサービス店は素晴らしい。


※今日のヒトコト 【 現金なもんだな(^_^)


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