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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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ゆっくり家で過ごした水曜日。なんとか体調は戻り、7/2の神戸製鋼Steelersチャリティフェスティバルへの参加(タッチフットにエントリー)する事も決まって、そろそろ締まりのない身体に活を入れるつもりである。

夜の店ではカラオケの話になった。僕は自らカラオケに行くことはないが、誘われれば特に断る理由もない。上手いかどうかは別にして、場の空気を乱さないくらいの唄くらい歌う。たまたま来ていた空港の方々の世代が20代から50代だったため、どんな歌が好きかという話題になった。 「aikoが好きです」「愛甲?(元ロッテの選手)」「アイコ、ジャンケン?」……これくらい世代が違うと、当然答えは違うはずだが、それを越えるサザンの偉大さはよく解った。

昨今は、英語に似せる、韻を踏むような歌詞が多い。リリースのサイクルも早いから、覚えるのに必死である。途中が聞けないデジタルに、起承転結が表現できずにいきなりサビから入る曲がほとんだ。出だし買いする客を見込んでのこと。

昔は想い出(フラれたときのBGMとか)に関係したり、風景に溶け込んだりした。昔の歌ほど覚えてるのは、歌詞重視、聴かせる歌が多かったからだ。余談だが、昔のアニメのイベントでガッチャマンの主題歌を歌う人は、なぜか「飛べ、飛べ飛べガッチャマン、行け、行け行けガッチャマン〜」の「行け、」部分だけ『ゆけぇぇえええ〜〜〜!!』と原曲にはない奇声を発していた。おそらくアニメソングごときで収まらない声量の持ち主が多かった時代だ。

もちろん、今でも聞き取りやすい唄を歌うシンガーもいる。例えば女性に歌って欲しい曲も、新旧問わず、巧い歌い手の曲を聴きたい。それは今も昔も変わらず。しかし早すぎて「音で覚えてしまう曲」ほどに、歌詞の意味をライナーノーツでイチイチ確認しない若者の大半にウケるのだ。活字離れの世代らしい。

若者と言えばよく言われる現象に「電車で化粧」という行為がある。水曜日、電車に乗っていた20分足らずに、2人も見てしまった。

ヘッドホンから漏れるシャカシャカ音でも倖田來未と判る歌声、そのまま海に飛び込めそうな格好の女の子が、前髪を上げスッピンから本格的に化粧をしていた。乗り換えた電車でも同じく、優先座席にドカッと座って向かい合わせの席に躊躇せず、降りる駅には完成品とは言い難い仕上がりで去ってゆく。これが、世も末だと思うかと言えば、そうでもない。そういった世代を対象に売上を伸ばす、コスメのメーカーもあるのだから、流通経済の担い手とも取れる。

悪しきは、全てをコンパクトにし過ぎたことである。

電車で化粧する子に、家でゆっくり化粧をすることを促す方法。

1.持ち運べる鏡は、全国条例で観音開きの三面鏡のみとする
 三面鏡を背負った二宮金次郎銅像を小学校に置く

2.口紅は500mlくらいのペットボトルサイズにする
 CMは浜崎あゆみで、「『ペットボトルージュ』、いいよね」と言わせる

3.あの筆みたいなヤツ(頬などの陰影を付けるブラシみたいな)を、清水寺の「今年の漢字」を書く本物の筆にする

………アホらしい。しかし若者のマナーなんて、ちょっとした思い切り、デザインの力でガラッと変えることができるんだと思う。

デザインは街との調和だと、近く会うはずのプロダクトデザイナーが言っていたらしい。確かに今の世間は、調和が足りない。


※今日のヒトコト
【速水もこみちは、 「六甲道」にちょっと似ている


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