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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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木曜日、大雨である。こんな雨でもやることはある。南京町入口のスタバでPCを広げている。雨に打たれた全身に熱い珈琲を流し込む。髪がハリネズミのように立っている。まぁ、まだ立っているだけマシである。

東京から電話があった。「僕でいいんですか?」的な電話だった。映画に出てくださいと言われたくらいに不思議なモノだった。僕という「個」に、可能性を見出してくれる人がいる限り、道を限定しようとは思わない。僕はクリエイティブディレクターという仕事を生業にしているが、導いてくれる人は僕のディレクターでもある。話を聞いてみようと思う。(雑誌に出るなんてモノじゃない)

若き起業家から相談を受ける。彼は自身のブログで「今はアリだ 死んでもアリ同士しか分からない小さなアリだけど、いつかゾウになってみせる」と宣言していた。日々の営業、門前払いを喰らう今に悩みもあるのだろう。

僕は、少し考え方が違う。

確かに蟻は、より大きなモノには簡単に踏みつぶされる。いつも「群れる」蟻なら、尚更弱い。しかしそれぞれが想いを持って何かに真剣に取り組んでいて、本当に困ったときには助け合う。そんな仲間なら、蟻だって強い。

僕は、蟻の輪が象を突き動かすことを選ぶ。ただし、象をただ「持ち上げる」ことには意味がない。そうやって近付いて恩恵を被ろうと画策すること、人はそれを「のし上がる」と言うが、そういう意図には美しさがない。 そして、そんな過去は消せない。否定する過去ならば、ことさら消えはしない。

僕が明日ココからいなくなっても、世界は変わりなく回り続けるだろう。 成功者という比喩である象が死んだとき、沢山の献花と共に弔問客が訪れるのかも知れない。でもそんな多くの花よりも、心底涙する数人が傍にいれば旅立てる。

最も悪しき人間は、自分が象だと主張して振る舞うヤツらだ。
図体がデカくなり、自分の足でマチを歩かなくなったヤツらのことだ。
ヤツらには権力という錆びた武器がある。

しかし僕等には、仲間という光り輝く財産がある。
それは小さな身体以上に、とてつもなく大きな力になるはずだ。

蟻のように、地を這うが如く歩いていると足下を掬われることはない。いざというときには、それを見ていてくれる仲間が助けに来てくれる。

人が君のことを象だと表しても、そのことを忘れないで欲しい。


※今日のヒトコト
【ワールドカップも善し悪しである 僕のような店は、テキメン人が来ない お陰で昼の仕事が捗っている 時間を持て余す生活は、僕には必要ない


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