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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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雨の気配を感じさせる風。しかし水曜日の神戸は、まだ晴れていた。

夜、ラグビー選手から、少し興奮気味に電話が入る。「志賀さん、ありがとうございました!!」こういう時は、大抵礼を言われることをした覚えはないのだが、話を聞いてみると僕が書いた企画書(と言っても未完成のラフ)が実現しそうらしい。子供をラグビースクールに預けているブースカさんの話をヒントに、2時間ほどでまとめ上げたものだった。

今、神戸製鋼Steelersは沸々と「変わろう」としている。その昔は手作り感のあったチャリティフェスティバル(年に一回のファン感謝祭・今年は7/2)がここ数年「やらされている感」があり、選手達の想いとは裏腹にファンと遠くなってしまっている。一部の選手の声掛けでセクションリーダーを決め、自らの企画を投げ掛けた。チームスタッフやスポンサーなどを絡めたミーティングが、この日もあって、ヤツが人数分をコピー、その企画書を基に話をしたそうだ。

自慢じゃないが、僕等はそういったツールでプレゼンテーションする事に慣れている。彼等からすれば、毎日スクラムを組むくらいのことだ。やはりヤツはかなりの緊張・面持ちでミーティングに臨んだようで、資料を見入るみんなの姿に「反応薄かったらどないしよ……」状態だったようだ。

実は僕もその選手に誘いを受けた。僕のフォローが必要だったのだろう。僕なら、企画書を配り見入る隙を与えずにまくし立てる。プレゼンは目と耳に同時に働き掛ける方が効果的だからだ。「どうです、この企画書いいでしょう」と後は無言でデンっと座っているのは「先生方」くらいのものである。しかし僕は参加を拒んだ。神戸製鋼やバックアップスポンサーは対企業の話であり、僕はこの件に関してはそれこそ部外者である。オフィシャルはその後のことだ。

「この1時間ほどで話す内容じゃないですね!」と、周りは本気になってくれたようである。具体的にコトが動き出す喜びに、ヤツも珍しく僕に感謝の言葉を伝えてきた。この話が足掛かりになればいい。僕が参加したときには更に協議を重ね、自覚と責任を促し、共に闘う実現へ近づけたいものである。

ラグビーを知らない人にでも、神戸製鋼ラグビーの認識はある。それだけ、まだ影響力のあるチームだと言っていい。ただし、そのほとんどが「平尾、大八木の神戸製鋼」と言う場合が多い。シンプルに言えば勝たなければならないのだが、僕等が協力できることは先駆者としての知名度を上げる、継続する文化・歴史を創ることだ。その部分では、まだ神戸にはチャンスがあると思っている。

昔のドラマや映画じゃないが、僕達は天使じゃない。もちろん鳥でもないから、羽など生えるわけもないが、だから人はその翼に近い何かを持っているアーティストやプレーヤーに想いを託すのだ。

ただ、今回の企画意図は、そういったモノに憧れを持ち、そんなモノにはなれないと諦めていた「普通の人々」にスポットを当てたものである。

“俺達にも飛べる”

ラグビーをやったことがない大人を輝かせたい。


※今日のヒトコト
【昨日『僕が子供の頃に歌ってた「♪アナタは私に抱かれて蝶になるぅ〜」なんて、未だに解らない』と書いたが、正しくは「♪アナタに抱かれて私は蝶になるぅ〜」 だった 曖昧な記憶がそうさせたが、今の時代っぽい解釈をしてしまってたようだ 確かに、昭和歌謡の頃は男が強かった】


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