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月曜午前2時半、京都の実家で「メキシコVSイラン」のサッカーを観ながら書いている。よく解らんが、結構レベルの高い争いである。
さっきまでの「ノリ」が、今の京都の若者であるのなら、失礼ながら彼等には将来が見えにくいと思う。例えばセンター街にたむろする、浜崎あゆみ風の鮎みたいなメイクや、まだいるのか?ヤマンバメイクも、おそらく彼等が社会に出たときには、ちょっと、こっ恥ずかしい想い出となるだろう。
子供の頃からスポーツをしているのなら解る。身体がまだできていない時分から、相応のスキルが身に付き、仲間が増える。それが大人になってからも永続的に繋がる関係は、いかにもスポーツであるが、暗くして老朽化した「ハコ」でも成立する、マナーの欠片もない若者の居場所は、大人になるほどに恥ずかしいモノである。そう感じないのなら、その輪廻がこの日本を背負うなら、それはとても恐ろしいことだ。そんな親も増えている。
先ほどまでのノリというのは、僕がまだ京都にいる20年前くらいにできた、四条木屋町商業ビル「イマージアム」地下のWorldにてのイベントだった。たまたま出会った、同い年のヨーロッパスポーツメーカーの営業担当と、数ヶ月前色々意気投合。東京や全国では大手広告代理店が仕切るそのブランドに、神戸の今後の展開に、僕が一役担う密談を繰り返している。
第一週が「Onitsuka Tiger」、二週が「フレッド・ペリー」、第三週がこのブランドで、来週の日曜は「adidas」である。僕等が京都にいる頃から、若者スポットに位置付けられる百貨店、藤井大丸のイベントだ。そのターゲットはやはり、クラブイベントに相応しい、イマドキ20歳代である。当然、その倍の年齢の僕は、ウキウキ(喜ぶじゃなく、ウイてたの意味)ウォッチングであった。
このブランドのいいところは、店舗、場所によって商品構成を変えているところだから、こういったイベントもアリだろう。しかし神戸では、僕に考えがある。それに関しては、おいおい(声を掛けているのではない)書きたいと思う。
このイベントが午前1時半まであるということで、神戸でゆっくり過ごして京都に向かった。直前まで北区谷上でホタルを見に行っていた。
真珠社長・一生さん邸宅(いや、ホンマお宅訪問理想的生活状態)にて、ビール・ワイン・シャンパンをいただき、食事も鱈腹(鱈の腹の様子をさしてこう言う)、ラグビー選手一家3歳男子と、そこの9歳7歳女子との交流に微笑みながら、幸せな時を過ごした。
なんでも、先代社長も忙しかったゆえ、一生さんは大人になってからしかホタルの感動を味わえなかったらしい。自分の子供には、物心付いた時に毎年見せてやろうと時間を割いている。それに便乗させてもらったのだ。
僕は21時過ぎにはそこをあとにしたが、ホタルの神秘性に声を上げ、小さな頃を思い出した。3歳児カンタは「みんなが喜んでいるから光ってるんだね」と言った。「魔法を使ってるよ」とも言った。確かに求愛行動で光るホタルだが、9歳女子は「恋をしてるんだね」と表現した。ボキャブラリーの無いはずの澄んだ瞳を持つ子供に、大人はいつも気付かされる。
小さな頃に、そして大人になってからこんな感動を知る。自然の中に価値を見出す大人と子供は、時を共有し、感動を記憶に残す。
あの京都の若者達は、ソコに何を見出したのか。ホタルがなぜ光るのか。
彼等に聞いてみたいが、子供達の言う言葉ほどの答えは見つからないんだと思う。
自分本位な楽しみ方を好む人間には、「みんなが喜んでいるから光ってる」「恋をしているんだ」なんて言葉は出ないのだろう。
※今日のヒトコト【ヨーロッパなマカオという、旅行雑誌の広告コピーが、 ヨーロッパなオカマに見えた 】
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