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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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暑いで、しかし。月曜に引き続き、午後家を出て元町へ。

この日歩いて分かったが、元町駅からトアロードと生田新道の交差点まで、5分で行けるよな。まぁ歩かないと知り得ないことだけど、元町・三宮、所謂繁華街がこれほどコンパクトに歩けて移動しやすい街は少ない。天気が良くこれから会う人との話が楽しみだったりすると、一人でも上をゆっくり見ながら歩いてる。そんな時、今の神戸を見る限り、景観、街創りが必要なのだと痛感する。

その交差点を少し下がったところにあるカフェで打ち合わせ。そのカフェはいつからここにあるのだろう。そんなに目新しいメニューもないし、特にコーヒーが美味いわけでもない。ただ一つ言えるのは、チェーン展開していない唯一の店で、待ち合わせや集い(死語)の場所として長く君臨している感がある。

その辺は共感できる店だ。街に根付く飲食、物販を考える中で、その店に辿り着くまでの優越感にも近いアプローチ(ストーリー)が必要である。いつも書いてしつこいようだが、ドンキな店やスタバな店は「そこにしかない」感が薄い。そういった意味に於いては、その感覚が少なくなった街に寂しさを募らせている。

なかなか意義のある話ができて、気持ちよく自分の店に入る。その夜、そのカフェで打ち合わせした方々が来てくれた。ロサンゼルス、デンバーのホテルにいたK氏。外資系のホテルにいたI氏。そして、純日本(今は外資になった)のホテルにいた僕が、国内外のホスピタリティの認識、サービスの現状について話す。

話は神戸の街に及び、今、変化(浄化?)の兆し、沸々と湧いているプロジェクトについてのコンセンサスを得るための想いを語る場となった。

酒も入り饒舌になると、それぞれが好き好きに語り出す。もちろんくだらない話しもある。その中に、ほんの一瞬のコンセンサスを見逃さない能力があるかどうかだけだ。それが見つからない関係は離れるし、それが共有できないのならば「共に街を奮わせる」ことなどできないとも思う。

共有は、生まれながらにして持っている『享有』と言ってもいい。

ここ神戸に住み着き15年間掛けて、僕は発信を続けたお陰で、そんな感覚の人々を見出す嗅覚が身に付いた。そしてそれが得意分野になった。

そんな増殖を繰り返し、マチが強くなる。


※今日のヒトコト
【シャガールが、 ジャワカレーに見えた僕は食いしん坊


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