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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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28日の ラグビートークライブin KOBE に出演する村上(大学同期・ラグビージャーナリスト)から電話があった。少し話し、その後携帯メールのやり取りもあった。21日の花園での関西ラグビーまつりでは、なかやまきんに君とシャンプーハット、そして村上がゲストだったとサイトで見た。吉本興業のタレントみたいじゃないか。しかし同級はいい。尾崎豊を熱唱していた彼が懐かしい。

久々にラビット吉川と話すと、色々こんがらがっていた頭の中がスゥッーと解けて行くようだった。深夜に来た元Steelersトメと話していても、外から見える光景が同じように見えるんだなぁと確信を持った。僕が店に立つ意義は、異業種・異業態の人々の「生の声」を聞けることだ。

最近仕入れた72度のアブサン(ブルガリア・ハプスブルグ産 なかなか白濁しない高純度)を飲りながら、ラビットと話していたのは「デザインとは、デザインをしないこと」に則ってのことだった。シンプルがベストだと言うと安直な表現だが、それが結構難しい。なぜなら人は、あまり見たことがないモノ(つまり、奇をてらったことやモニュメントのように意図が見えにくいものなど)に対し、「デザインされている」と思い込んでいるからだ。カッコイイけど使いにくいものまでもそう呼んでしまっていては、人に優しくない。

もっと言えば、クリエイターやデザイナーを名乗っている人に限ってそのように思っていて、その二つの職種の違い・解釈が曖昧な人が多い現状がある。履き違え、と言ってもいい。専門書によるとその辺りが明確だ。

・クリエイターとは『自己表現が中心』(陶芸家・画家・写真家など)

・デザイナーは『ビジネスパーソンとして法律や標準規格に対する知識や、社会貢献に関する高い意識を持つこと』が求められる

だから簡単に自己表現を諦め営業に走る職人は、もうクリエイターとは呼び難いし、社会というモノを見ないで引き算の努力をせずに、オプションで付け足しを繰り返し「私がデザインしたのぉ〜」などと宣うのは筋違いだということになる。名の売れすぎたデザイナーや建築家は自己表現が過ぎて、デザイン本来の姿を忘れているような風潮もある。

総じて、エンドユーザー、街の人々の顔を浮かべれば解り易いことだ。

「デザインとは、デザインをしないこと」 それはいつか書いた「サービスをサービスと感じさせないのがサービスである」ということと似ている。

過剰は、本来の目的から逸脱し一人歩きを始めてしまうものだ。


※今日のヒトコト
MacBookのBLACKが話題だ  喜び勇んで購入を考えたが、今の僕の仕事環境からすれば、OS9もClassicも使えないしまさに勇み足となりそうだった CPUインテルに変わってからWindowsも走るのに、CSなどAdobe系が重たいようである……なんかジャパネットみたいなこと書いてるな】


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