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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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月曜の店で、話している最中に前歯が落ちた。昔折ったところの差し歯である。火曜は京都で打ち合わせがあったので、京都とは言え、お歯黒麻呂状態を回避すべく、仕方なく瞬間接着剤でくっ付けた。ごめんなさい、ブースカ先生。

神戸から、JR新快速に座れたのはラッキーだったが、すぐ通路側にいる男女には辛いモノがあった。マクドナルドの袋を下げ、その手で目の前のシートを掴む。足下しか見えないが、二人は向かい合っていて腰に手を回し、おそらく顔を近づけて、二人のために世界はあるのと言わんばかりに、笑いながらくっちゃべっている。前席のスーツのオッチャンが、気になってチラチラ見ているのが分かる。こうなると、見たい!聞きたい!イジリたい!気持ちになるのは本能だ。大阪駅に着く。くっ付きながら降りる二人の顔が初めて見えた。

……電車男とジュゴン。 なぜか胸を撫で下ろす、志賀であった。

烏丸御池、新風館にて打ち合わせ。僕の10代を知っている、伸也さんと久々に会う。彼はリーシングや商業施設運営のプロ。僕が学生時代は、ビームスのディレクターだった。その柔らかい風貌と結婚歴には到底敵わない男である(T_T)

そこでイベントをする代表にくっ付いて、ちょうどこれから関わろうとしている神戸の案件をちらつかせて、ちょっとしたジャブを打ってきた。いつも思うが、過去に感性の合った人々が、こうして「続けている」と時を経てカタチになるのは『通じている』感覚がする。こういうことを、必然というのか。(by 健太)

プライベートの話しも終えて、1FにあるPUMAとのコラボも新鮮なJ.LINDEBERGをさっと見て回り、これまた10代から知っているヨウコディレクターと再会。変わってないなと慰め合う。確かにデザインの流れと、ハイレンジな商品構成はPUMAと似ている。どうりで僕が好きなわけである。

その後、暫くカフェにいてPCを叩く。「おさげしてもよろしいでしょうか?」と若い女性店員が、アボガドとシュリンプのサンドイッチの皿をさげようとする。「まだ、ポテトが残っているじゃないかぁ〜!」とは言わなかったが、どうやらこの店はナンでもさげようとするオペレーションが義務づけられているようである。気が付けばコーヒーカップもさげられて、帰りなさいと言わんばかりに、水の入ったゴブレットだけがテーブルに残る。ナンだ、このカフェ。

神戸に戻る。店では39歳の外科医と25歳の研修医が色々話してる。39歳は1年京都で研修経験がある。25歳は京都出身であるらしく、僕とのローカル話で盛り上がった。39歳が言う。 「京都は暑いよねぇ」

25歳は返す。 「京都のアツいスポットですかぁ……」

会話がオカシイのは、39歳の盆地京都は『暑い』という話しに対して、若者言葉の流行・ブーム・カワイイ・今ハマってることなどを表する『アツい』との食い違いである。今、フィンランドがアツいよねぇ〜などと異常気象のように言われても、エビちゃんがアツいっすよねぇ〜ということがエビフライの衣が厚いのかと思ってしまう40歳前後には、チンプンカンプン(死語)な言葉である。

近頃の若いモンは……ホントに熱いモノを知らないようである。


※今日のヒトコト
【携帯で「なんとかやってます」と打とうと思ったら、 「なんとかやってマスタング」 と変換された 不親切な予測変換である】


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