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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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神戸で見る、長崎ナンバーの初心者マークがやけに怖いGWである。

Uターンラッシュも落ち着いた街を見計らって、珍しく行動的に旅に出ることにした。近頃、商業施設に関わることが多くなっている。来年の物件も当然今からプレゼンやプランニングが始まっているが、人並み以上にメディアには幅広く注意を払っているつもりでも、まだまだ上辺でしか知らないことだらけである。そんな視察も兼ねて、覗いてみようと思ってる。

イマドキの人は会話の中で、 「あぁ、ソレね あそこは○○がいいんだよね」 と、ナンでも語ってくるが、深く聞いてみるとネットで調べた・書いてあったということの方が多くて、目の前に人がいるはずなんだけれど、人と会話している気がしないヘンな世の中である。まぁ、モバイルで服やお取り寄せ食品を全国に注文できる時代だから、手に取って見ることよりも至便性に軍配が上がってしまう、式守伊之助も真っ青の時代も仕方がない。

こどもの日、昼間のテレビで栄養士が言っていた。最近の小学生は「腹が空いた」という言葉を発しないらしい。僕等が小学生だった頃は、暗くなると「ご飯だから帰ってきなさい」と親が公園に呼びに来たり、どこからかその匂いがして夕食を知った。朝昼夜という3食が待ち遠しかったし、育ち盛りに輪を掛けてスポーツに明け暮れていて、腹も「グゥーッ」と鳴るものだから、弟とのその3回はちょっとした戦場みたいだった。

現代の子供達が腹が減ったと言わないのは、コンビニの出現などにより、家以外にも手に届くところにいつでも食べるものが溢れているという、幸せなのか不幸なのか、飽食の時代のせいだ。そして、家族がばらばらに食事をする生活様式も、好きなものしか食べない等の偏食を生む。子供は毎日がファーストフードでもいいと言うし、調理済みの冷凍食品や惣菜の売上も伸びているという。

そう言えば、神戸本店洋菓子のおみやげを買って帰ったお客様が、翌日会社で渡した相手に「これ、東京にも店があるよ」と言われた気の毒な話がある。これもまた、身近にあるという至便性を逆手に取った手法が、時代を反映している。

そんな事象に反発するが如く、僕は今日、そこにしかない場所に行く。

もちろん、大いに腹を空かせて向かうつもりである。


※今日のヒトコト
GW休日 本日と7日(日)


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