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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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日曜はしゃぎすぎたせいか、アポのない月曜日、寝まくりでずっと家にいた。小学校の頃って、なんて元気だったんだろう。スポーツを毎日していたときも同じように、生活サイクル筋肉ってのがある。今の僕の筋肉は、質が悪い。

「羊100頭、刈ったんですか?」とメールが来た。刈ったんじゃないよ!!その光景を見学に行ったのだ。頼まれても羊は刈らない。暴れて足で蹴られそうだったし、バリカンに慣れるまで実験台になる羊の痛々しさは見るに忍びない。刈られた後の羊たちを撮影しなかったのも、そういうわけである。

なぜ、人は羊の毛を刈るのか?その質問に答えをくれた人もいた。

南半球は日本と夏冬逆だが、同じように暑い夏が来る。だから夏にウールを纏った羊は暑すぎるからという説(うーん、何となく解る)。ある程度生えないといいウールができない、それが一年に一回という説(服のためかよ!)。そしてもう一つは、毛が生えすぎてそれに埋もれて死なないようにするためだというNZ人の説(そりゃあ、太りすぎて家から出られなくなった人みたいじゃないか!)。どれにしても、それらの説は人間主導の考え方に則っている。

奈良の鹿の角は、互いに傷つけ合わないことや建造物破損を防ぐことだとすれば、これも人間側のエゴによるものだ。羊にしても鹿にしても、野生ならそれぞれの処理能力があるはずだろう。

羊の毛を刈らないとなぜいけないか?

互いの見分けが付かなくなるからだ。

ウソじゃ。

で、調べてみた。ちなみに、羊が急勾配の山に平然と立っていられるのは、肉食動物から身を守るためにどんどん山に登っていって、蹄が進化したから(と、牧場長さんが言ってた)だそうだ。そして、驚くべき事実が見つかった。

「野生の羊は年に一回、自然に毛が切れる イギリスのある地方では、最近までその習性を利用して、毛刈りは手でちぎってやっていた」そうである。

つまりヤツらは人間に飼われることにより、毛の生え替わりについては退化したのである。キェルケゴールの「ワイルドダックス・野鴨の教え」ほどじゃないが、本来あるべきサイクルが崩れるのは、やはり人間に因るところが大きい。

羊の毛刈りというイベント自体は悪いことではない。ただ、土日で一斉にやるのではなくもっと何日かに分けてするとか、上手い人をもっと増やすとかしないと、羊たちだって一年に一回やってくる予防注射のように怖がっているように思うし、急いで刈られた痛々しい姿を見る子供達への、ヘンなトラウマも怖い。

近々牧場長さんと会うので、その辺も話してみようと思う。


※今日のヒトコト
4/29(土)は開けます 4/30(日)は休みます


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