www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
4/22「忙しくない方がいい夜」 バックナンバー >>>
例え週末であろうとも、忙しくない店でいて欲しい日もある。

金曜、一日中腰が痛かったこともあるが、会いたい人に会いに行き、飲みたい相手と好きに飲んだ。それは時間に追われていては実現しないことだ。

午後DTPに本日土曜のイベント、プログラムの上がりを受け取りに行き、その足で大阪に向かう。元Meetsの江さんや元エルマガの中島さん達が立ち上げた、株式会社140B(ホントはBの下にアンダーバーが入る)設立記念パーティーに顔を出すためだ。19時から始まったパーティーだが、どう考えても神戸の店にいつもの20時には間に合わない。でも、そんなことお構いなしに僕は行きたかった。

その場所は肥後橋から西へ、大正14年のモダン建築・旧ダイビルにある。3年後には取り壊しが決まってるそこに、「大阪のおもろい奴らを集めて、おもろいことをしたい」という趣旨で、色んな「おもろい」人間が集まったダイビル・クリエイティブ・スクエアである。もちろんビルも見たかったが、何よりも新しい門出の江さんや中島さんを見に行きたかった。滞在30分、懐かしいメンバーにも会えたし、知人も結構いたりした。あっという間の、でも濃い時間だった。

神戸に戻ったのはもう21時過ぎ。バチが当たったのか、それとも店の前まで来て張り紙を見て帰ったのか、お客様はなかなか来ない。僕のいい性格、開き直るとこれまた懐かしいオッチャンハスラーと、玉撞きに興じていた。去年の3月16日以来、タクちゃんが扉越しに僕を覗いてた。やっと店の始まりである。

一年以上経って、風貌も、使っていたライターも、ファッションも変わってない。会えなかった数年前の日々に、ズタズタに誰とも会いたくない自分があったのかも知れないが、今は僕の知っているタクちゃんである。

事業に失敗して苦悩の日々を過ごし、今は雇われる身になり、身を粉にして働いている。変えざるを得ないとしても、環境を変えやり直すのは簡単にできる事じゃない。33歳になった彼は、少し大人になっていた。そして一緒に飲んだ。

僕はたまたま厄年(今年は後厄)だが、世の中のほとんどの人がはらう厄を、背負う気持ちの人間が好きだ。意外にも、みんながはらってる厄というモノは、受け止めた方が何かと人間の幅ができるもんだと思う。厄やしんどいことを避けて生きることは、楽なようだが人間味がない。

この日会った、そういうことを避けて通らない人々は輝いて見えた。人生は楽じゃない。しかし受け止めながら流れてゆく人生は日々変化があって楽しい。

それは楽に生きようとする人間には、気付きようのない部分である。

矛盾のようだが、忙しくない一日で良かったと思う。


※今日のヒトコト
【Club_BB活動! 4/23(日)13時半〜 羊の一斉毛刈り参加!! 雨か?】


◆この日記に コメント したい方は、神戸加納町 >>> 「BAR志賀」【ブログ版】へ! (HP日記のみ更新・ブログのみの画像もあり!)

◆携帯から見るブログ版! http://bar-shiga.ameblo.jp/


※志賀Design【>>> Club_BB 春夏Tシャツ 発売中!!

※ダジャレー男爵・志賀が、ワインセミナー講師だってさ!
【ホテルトアロードのワインセミナーは、偶数月第一週日曜に開催されます 詳細とお申し込みは>>>こちらにお願いします】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga