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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜、塩屋から遙か関空を望む海が、月に白く光る幻想的な夜であった。

土曜日の午後、東大阪でのラグビーフォーラムに向かう。大阪駅から環状線。造幣局の桜ももう緑が見えるが、かなり美しい風景に車内からも声が挙がる。そして、JR鶴橋駅構内から近鉄に乗り換える引き継ぎ券売機。お金を入れてから行き先を押すJRに対し、行き先を押さないとお金が入らない近鉄。公共施設のサインのように、共通仕様ではないのが不思議である。在来線・交通手段と捉えれば、相互乗り入れに共通項が必要なのは、スポーツでも街でも同じことだ。

若江岩田という東大阪の駅に降り立つ。そこからタクシーで数分。何百人も入るホールで、少年ラグビー選手や大人達を時に頷かせ、時に笑いを誘ってた、Steelers元木由記雄や南條健太が頼もしく見えた。なぜラグビーがいいスポーツなのか?子供達にはどのようにスポーツに接して欲しいのか?仲間のために頑張ること、何かを続けること、そんな話しに聞き入る子供達には未来があるのだ。

昔書いたが、僕は小学校の頃転校先で虐めにあった。友人の勧めで始めたラグビーで、身体もつくられ自信も付いた。子供は解りにくいものには目もくれないが、見えるものには認めるようになる。僕は「虐められる」から「認められる」ようになった。僕が子供達にスポーツを勧めるのは、そういう理由からだ。東大阪は花園もあるし強い高校などの土壌があるが、こんなイベントは各所で行われるべきだと思う。

夜には、バーテンダーズナイト。20歳代独身男前3人を揃えた「夜王ナイト」だったが、生憎の雨にも関わらず、たくさんの方々に来ていただいた(イベントを知らずに来た人もいたが)。最終的には3月のラビット&健太&キランの個性派ナイトの方が来客数が多かったのでレギュラー陣の流石面目は保ったが、全くの素人に近い若者3人が、真面目に黙々と取り組む姿に、僕は酔っぱらいながらも少し感動していた。いつもこのイベントをする度に思うのだが、普段お客様として見ている彼等を、お客様の目線で眺めると色々見える。こんな不思議な光景を垣間見られる店でよかったと思う。

彼等は、色んな席に座って飲んで話している僕に、判らないことがあると近寄ってきて「オーナー!」とまさしくドラマ「夜王」の内藤剛志のように僕を呼んだ。ちょっと、こっ恥ずかしかった。やたらとウイスキーが無くなるので、「シングルって昔『ワンフィンガー』って言ったように、人差し指を横にした高さくらいに入れると30mlシングルなんやで」と伝えると、ベロ福島が「え!?ワンフィンガーって指先を底に、縦にするんじゃないんですか?」と、米の水分量のような勘違いを本気で言っていた。彼等は、真面目であった。いや、しかしありがとう。今後、お客様でまた来る君達の、僕の店への感じ方やスタンスは、また違った感覚があることだろう。ラビットや健太と、そんな話もできる。

ナイトも明けて、日曜、ほとんど寝ないで甲子園へ。知人のご招待、阪神VS広島を法人年間シートの特等席で観る。野球を知らないわけでもないが、どこのファンでもない。だから余計に客観的に色々見えてくる。

ニュースの通り阪神は負けたが、広島は大きな勝利となっただろう。8回を迎え勝ちムードの阪神に対し、広島、外野フライにタッチアップによる2点の逆転。地味な逆転劇だが、キチッと仕事をする側とできなかった側との差が出たようだ。好投好守なだけに、負けた方は痛いわけだ。

ラグビーフォーラム。バーテンダーズナイト。プロ野球観戦。それぞれに、僕にとってのヒントが鏤められていて、それだからこそ無駄な動きなどないのだと気付く。それにしてはあまりに寝不足なので、そろそろ眠ることにしたい。


※今日のヒトコト 【 オニギリ・ジョー


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