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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※今日のヒトコト 【ポートアイランドにある「顔医院」は「ガンイイン」と読むらしいが、 なぜか内科で紛らわしい

3月はしつこい寒さに見舞われたが、春の訪れと共に、神戸も活気付くという希望的観測で、来る昼間の案件実現や店のお客様との再会に思いを馳せている。

ゴリの同級生、元慶應ボーイ(僕は大体大ボーイ・ボールボーイではない)の最上くんが来た。頼んでいた酒に合うチョコレートを持ってきてくれたのだ。僕は好んで甘いものは食べないが、カカオのパーセンテージでダーク感が変わることは知っている。カカオ80%のガーナ産高級チョコは、僕でもイケる、やられた感がある。店のウリがまた増えた。(通販もやってる! >>> 神奈川・葉山珈琲 )

とうとう4月である。行楽日和が訪れるほどに、先の牧場や市の施設に人は足を運ぶのだろう。昨日も書いたが、爆発的に賑わいを見せる場所は、いつも新しいアイデアの模索を繰り返している。所謂複合商業施設の店長ミーティングのような、惰性で数字を報告するような会は、僕も経験があるがただの連絡事項の垂れ流しである。やはり、生み出す感覚が欲しい。

いつか、木下ママと子供ミンモン(みなみ&もも)、そしてラグビー選手苑田とで王子動物園に行ったとき、そこのウリになっているパンダをガラス越しに観た。確かにいたが、ずっと背中を見せ続けていた。平日だったから人は少なかったが、並んでまでそれならば、より一層ショックだったんだろうと思う。

昨今、生き物は「学習」している。ゴキブリホイホイにホイホイと捕まらなくなったゴキブリや、水入りペットボトルに身体を映し驚かせようとしても、猫は鏡代わりに口元の汚れチェックしているのだ。僕が思うに、あのパンダは背中を見せながら実は解っているんじゃないか。もう見せ物にされ続けたくはないと、人間への地味な復讐を試みているのではないか。

ナンだかよく解らないが、そうやって生き物や物販で言われるところの商品を並べることで満足している「売る側」、無機質な変化のない日常に違和感を持たない「現場」に問題があるのだ。だから日々、過去の功績や実績で食って行こうとしてはイケナイわけである。あらゆる業界(芸能界も?)に、そのセオリーはイデオロギーだ。リピーターとはそういうモノに付いてくる。

今のままだと、パンダの着ぐるみだって解りもしない。転じて、ブランドや街が座ったままで立ち上がらずにハリボテでいいのなら、息づく街は機能しなくなる。人はなぜやってくるのか?その原点を考える努力をするのだ。

そして人は戻ってくる。パンダも振り向いてくれるに違いない。


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