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※今日のヒトコト
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ナンだこの寒さは、の3月末である。先輩の店に呼び出されたお陰で、更新は朝となった。店の灯油はもう底を突いうりる。またポリタンク持ってスタンドに行かないといけない。春なのに、あぁ春なのに。
お客様の引けた午前1時頃、腹が空いたので通りの「たまにカウンターに落ちる大盛りご飯」の中華に行こうと店の子機を持って出ると、しゃがみ込んで排水溝に何やら細長い紙?を入れている人がいた。
横を通ると髪の長いいかにも弱そうな男の子だったが、顔も排水溝も血だらけだった。その血を抑えようとティッシュで拭き取っていたのだろうが、おそらく酒も入っているだろうこの時間、簡単には止まることのない血液である。救急車を呼んでやろうと思ったが、振り返るともうそこにはいなかった。フラフラと歩いていてぶつかって、殴られたんだな。その出血は、鼻の骨でも折れたか。殴り方の知らないイマドキのヤツらの喧嘩は、かえって危ない。今の時代は、飛び道具をどちらが先に出すからしい。正々堂々殴り合いなんて、昔の話だ。
人気スポーツの要因は、「いつもの得意技が見られる」ことだと思う。アイツは背が低いくせに凄い滞空時間のダンクシュートを決める。バッターボックスに立つときに、必ず投手に向かってバットの先端を向け静止するアイツは、いつもヒットを量産する。タッチダウンしたときに、絶対やるパフォーマンスがある。ワザを繰り出す前に雄叫びをあげると、ソイツが本気になった時の合図だ……。それらを確認するために、人はスタジアムに足を運んだり、画面に釘付けになる。そんな瞬間の多いスポーツは、見る者を飽きさせない。
よくプロレスが八百長だと言うが、そういった視点からでは何も見えてこない。相手の繰り出す技に敬意を表し受け止めて、「俺はビクともしない」ということを繰り返し、どちらが倒れてしまうかを競う格闘技なのだ。それは何かに似ている。
ヒーローものの、「名乗り&変身シーン」である。
「オレは○○レンジャーだ!!」と大概は5色までソイツらはいて、挙げ句にちょっとした儀式のような変身もあって、それでも律儀に悪党は待っている。大人になってからは、その間に襲えばいいじゃん!と冷静に突っ込んだりするものだが、西部劇にも見られる「果たし状」的な、相手を尊重する流儀のように、卑怯な斬り方は末代まで語り継がれる恥部、御法度だったのだ。
そう、卑怯は正々堂々とは対極にある。後ろから斬るのは当たり前の時代は、未だ温かくならない気候のようで寒いのだ。街の喧嘩も、この国の政治も話題の一連の事件も、よく似たもんである。
真っ向から斬りかかっていない末路は虚しすぎる。
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