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晴れ渡ったらしいが、土曜日の僕は日中眠っていて知らない。夜は夜で、少し冷えていたから、そんな気候を感じられなかったことを残念に思う。
僕が体育大学ラグビー部出身だということは結構書いてるが、その関係か、スポーツ用品メーカーの知り合いは多い。アディダス、ナイキ、カンタベリー、ミズノ、アシックス、この辺りには訪ねることのできるブレーンがいる。昨今、生活に溶け込むスポーツウェアも注目されて久しい。
そもそも昔、スポーツウェアというものは似合う人が限られた。所謂アスリート仕様というヤツである。しかし、「スポーツをするとき」「出かけるとき」という風に分けられていたライフスタイルが、いつからかタウンウェアにカタチを変えた。活動的で、スタイリッシュカジュアルの流れに移行しているのだ。
この日、開店が遅れた僕は(TBSでやってたマリックのせいだ!)、ドアの前で待っている、僕の髪をいつも切ってくれている人とそのお友達に謝りながら、「メイク中を見られるようで焦るので、先に準備時間だけください!」と数分いただき、その後、外にいる二人を店に迎え入れた。
お話をするとそのお友達(僕を含めみんな昭和39年生まれ)、近頃僕が注目しているドイツのスポーツアパレルの方だった。たまらず色々戦略的なことや、僕の考え方を語らせてもらった。そのブランドのいいところは、どこでも同じ品揃えをしないで、その場所のマーケット、購買層に合わせる商品構成を展開するところにある。再会が楽しみな、とてもすてきな出会いだったと思う。
スポーツはコミュニケートが重要だ。団体競技なら試合中ももちろん、その当日を迎えるまでの過程、節目節目のコミュニケーションはしつこいくらいにするべきことである。これが個人競技なら、フィールドに立てば全てはその人に託されるわけだが、そこまでの対話・会話は同じように不可欠である。
記憶に新しいWBCジャパンの一体感(チームや日本国民)は至極解りやすい。強いときとそうでない時期には、コミュニケート不足が敗因であることが大半を占める。日本を背負う、コンセンサスを図る努力を惜しまなかった、リーダー達の努力の成果が実った結果だったのだろう。
アルビレックス新潟にいる、サッカーのできる猿・海本も、今やそのチームの頼れる存在である。彼がチームに入って間もない負け試合で、並んでファンに挨拶する選手の数人が笑っていた。それをすぐに、ロッカールームで「それでもプロか!」と諭した話を聞いたとき、やはりそうやってコミュニケーションを繰り返すことがスポーツには、いや組織には重要なのだと改めて思った。
以前書いた、トリノ五輪のハーフパイプに激高していた、元体操五輪金メダリスト・森末氏の「僕等は完璧な演技のために、何度も何度も失敗を重ね苦悩し、満身創痍でその日を迎えた 彼等はなぜ完璧に近いモノを見せられなかったのか? そしてそれを、日本の皆さん申し訳ないと思わなかったのか?」というコメントに説得力を感じた。WBCのイチローの感情をあらわにした発言にも、そういった「日本を鼓舞する」印象を受けた。どちらも「やりきっている、振り切っている」人の言葉だからだ。おそらく森末氏の頃の体操ニッポンも、最後は個人だとは言えども、皆で納得のいくところまで語り明かしたに違いない。対するハーフパイプの彼等は、どれだけのミーティングを重ねたのだろうか?
スポーツビジネスと捉えれば、幾つもスポーツチームを持つことをそう呼ぶ人とは違う感覚で、僕はメーカーやチーム、ファンとの架け橋になりたい。
そのためのコミュニケートは、無論惜しまない。得意分野である。
※今日のヒトコト
【「ご注文は?」と聞いて、 「何がありますか?」 って言う人がいるが、ブティックやブランドショップに行ってそう聞く人はいないだろう バーでも同じである そういうときは、好みを言ってバーマンに任せるに限る】
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