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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※今日のヒトコト
「BBTシャツが売り切れですか!? 」お好み焼き・斉元さんや神戸の選手から促されたツルケンから電話があったが、心配ない ユニクロほどにある】

雨は止んだ木曜日。公私共に信頼できる男と久々の昼食。正午から3時間掛けて、来期の展望についてやプライベートを色々話す。彼が帰ったあと、一人残ってPCを開く。4杯目のコーヒーは苦いが、オバチャンみたいにたった一杯で長居するほど、僕は度胸が据わっていない。

次の打ち合わせは夕方である。フェリシモの神戸検定の件だ。クライアントが存在するビジネスに於いて、僕はどちらかの一方的なメリットで進められる案件を受けることはない。互いに得る物事があって然るべきで、今回に関しては「神戸を知る」という意義が僕をそうさせている。

例えばクリエイターとかデザイナーなどとアーティスティックに自分を名乗っていても、「下請け」の立場で利用されていたり、「他にもたくさんいるからね」と上からモノを言われる仕事など請け負うべきではない。虐げられた立場で生み出される物など、クリエイティビティの制限された枠に封じ込められるのだ。四角い箱に入れられて羽ばたくこともできず、その羽は本来ナンのために付いているのか解らなくなってゆく。自分が鳥なのかさえも問い掛けることはない。

羽ばたけば風が吹く。その波風、波紋に賛否が降りかかってくる。それでも羽ばたくことを止めない、Criate、Designに関わる人間にだけ、世間は「or」「er」という人としての称号をプラスして、クリエイター、デザイナーと呼ぶ。

ただ子供のように遊ぶならプレイランドに行けばいい。プレイヤーになるためには、その人にしかない翼を持って、羽ばたくしか術は無いのだ。

先日の結婚式で久々に再会した、若手のデザイナーが僕に言った。

「やっとBMWまで来ました」

ジョルジオ・アルマーニと書いた服をこれ見よがしに着ている人に重ねて、そんな狭い箱の中で羽ばたこうとしている若者に苦笑した。

自らの翼で羽ばたく人間は、自分がブランドとなる。そんな簡単なことに、相変わらず世相に踊らされたくはないと思うばかりである。


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