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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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水曜日。「おっ、カワイコちゃん!(死語)」と目がいったが、両サイドが制服だった。軽くヤバイ、オヤジ化の波である。

昨年末、店の近くにできた中華のことは前に書いたが、仲良くなったお陰で何かと重宝している。その最たるモノは、最初からご飯が大盛りだということである。先日、注文して一瞬店に帰って中華屋に戻ってみると、お供えの様に入れられたご飯が耐えきれず、カウンターに落ちていた。大盛りにも程がある。

それはともかく、店もそれなりに続けていると、ご近所さんに助けられることしばしば(死語)である。宅急便受け取りも向かいのビリヤード屋がしてくれるし、駐車禁止や火事(店の近くが燃えていたことがある!)、表札へのイタズラ(マジックで塗りつぶされていた)もご近所さんが知らせてくれる。都会にあって、互いに挨拶をする習慣が薄れる中、その温かい気持ちに甘えている。

そんな中、新しくオープンするスナックのママが旦那と店に来た。ちょうどその店のDMが着いていたから、挨拶を兼ねてのタイミングで来たのだろう。そのDMや名刺について意見を求められたので、いつも言っている「プロセスを知らずにできあがりを評価したくない」という前提で印象を述べた。

「とても近い人、店のスタッフが作った感じがするね」

まさしく図星で、その店に入る旦那のデザインだった。店に立つ人間がデザインしたかどうかは、見てほとんど判る。良く言えば温かく優しい。悪く言えば洗練された感じがしない。店主手書きのメニューみたいなモノだ。でもそれは悪いことではない。ただそれが企業のプロモーションだったりすると、社内のちょっと器用なPOPを書ける女子社員に頼むよりは、外注した先のクリエイティビティに委ねた方が明確なカタチになる。この店のケースは温かさがウリでOKだ。

デザインを例えて言うとこんなことである。開かずの間、ちょっとHな番組、ディスコのVIPルーム、立ち呑み屋……子供の頃、若かりし頃に垣間見た憧憬達。制されるほどに「いつかはそこに」と思わせる魅力があるそれらは、それなりの時を経て行き着く場所であるべきだ。

デザインに関わるプロフェッショナルには、そんな憧れに対するイメージや想いを具現化し、ソコに辿り着くスピードを少し速めることができる能力がある。

夢を実現に近づける力が、デザインにはあるのだ。

【追記】
ホント、11PMやウィークエンダーは憧れだった。チラリズムに欠ける今の世の中が、人間の妄想力や想像力をダメにしているんだと思う。


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