|
|
※今日のヒトコト
【考えがあって しばらく、店を朝まで開けます！ 】
木曜日、自転車デビューをしようと思ったら雨である。
16日、神戸空港がオープンした。テレビでは、その模様が映し出されて、デザインを担当した直営店ショップ包装材（紙袋やビニール袋、テープ）の、ブルーグリーン色を見ることができた。JALの赤、ANAの青、スカイマークの黄のどれでもなく、海と山をその色に込めて、海上空港を筆で表現した。いつもこの瞬間は、嬉しさが込み上げる。空の開港は、僕にとっての作品の旅立ちでもある。
家を出る。まだ雨は降っている。お客様でもあり、僕の「トモダチ」でもあるブースカさんに、水曜の夜教えられた場所を目指す。須磨の水族園から東へ分かれる、国道とは反対側の岬へ車を走らせる。船のドッグ、造船所、用水路、産業廃棄物処理場、卸売市場がある町だ。ウイングスタジアム、三宮・国際会館から新長田への地下鉄、そしてその駅の周辺は少しばかり小綺麗になったが、少し離れたそれぞれに、町の息吹が微かに見えてくる。
長田漁港。須磨や西宮にある、ヨットハーバーなどとは全く違う。そして、人工的に作られた埋め立て地、六甲アイランド、ポートアイランド、ハーバーランドでもない。つぶれた店はそのままに、すぐ隣では定食屋とホルモン焼肉。テントの破れた喫茶店。朝は早く、夜も早い。一日がクルクルとカタチを変える、人の表情がその町の表情となる港だった。
「集めるために作られた街」と「元々いる人が創り、その人々が息づく生活圏」は、ガラリと印象が違う。共存はし得ないが、同じ神戸である。
整備された幹線道路とそのままの路地。
必要でないモノと、無くては困るモノ。
「できれば終わる」と「そこから始まる」という感覚。
作為と営み。
無情と希望。
街と町……。
そして夕方、神戸空港にラグビー選手とその息子を引き連れて行った。開港日に人は多い。店舗にも列ができている。活気があることはいい。しかし新しい商業施設に、今日のこの人手が評価に繋がる訳でもない。
ただ、3歳の子は見るモノにずっと笑顔を絶やさなかった。そんな笑顔をこれからも見ていたい。だからここを、無機質な空間にしてはいけないと思うのだ。
同じ神戸に、違う港がある。その事実を知った上で「そこから始まる」、そんな感覚を、国や市に思うばかりだ。そして、僕のできることを考えてもいる。
◆この日記に コメント したい方は、神戸加納町 >>> 「BAR志賀」【ブログ版】へ！ （HP日記のみ更新・ブログのみの画像もあり！）
◆携帯から見るブログ版！ http://bar-shiga.ameblo.jp/
※Club_BB情報！！
【>>> Tシャツ第1弾Design完成！(画像はブログで） Men's、Lady's作製予定 詳細はまた】
※志賀が語ってるサイト、『Hotwire オンライン』 >>> 「ワザ研！リーダー達のワザ研究」へ、感想を送ろう！
※ダジャレー男爵・志賀が、ワインセミナー講師だってさ！
【ホテルトアロードのワインセミナーは、偶数月第一週日曜に開催されます 詳細とお申し込みは>>>こちらにお願いします】
※加納町 志賀とはどんなヤツ？
【>>>プロフィールとバイオグラフィー（一部）はこちら……】
|
