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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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※今日のヒトコト 【不本意にシーズンが終わったラグビー選手とOBが店に来ていて、それが最後のお客様となった 旅立つ者、挑戦する者、残る者、 その心情・心境は、やはり酒が解りやすいコミュニケートだ

1月も終わりに近付き、様々な案件がグルグル回ってる。

昨日の日記でうだうだ書いたが、補足説明。クリエイティブディレクターとは、その組織のみんなの話を聞いてあげる係りみたいなもんだ。そしてそれらを内外に反映させる。要するに聞き上手、しゃべくり上手、事業性の伴う意見が言える(昔のプロジェクトマネージャーか)、世の中の物事にミーハーである、それくらいでその大半がクリアできる。そして、胡散臭さは絶対条件である。

さて、表題に移る。

くだらないことを思い付いた。これから書くことは、もしかすると今後の神戸、いや観光都市を打ち出そうとする地方都市にも深く影響する話だ。少し慎重に、神妙に書いてみる。京都とディズニーランド(以下DL)は似ていると思う。

実はDLには行ったことがない。観たこと無い映画を語ることのできるという特技を持つ僕だから、そこは半ば強引に展開したいが、DLを遊園地ではなく一つの街だという認識で進めると、「エンターテインメント」という言葉がキーとなる。それは単に娯楽という意味だけではなく、「歓待」「もてなし」の意でもある。

共通項は『一日では回りきれない』『プロフェッショナルである』ことだ。 京都は寺社仏閣、特に本殿などは、いきなりには入れない。それはアトラクションに行列ができるDLと同じく、一日ではその全てが回りきれない奥深さがある。

プロであることは、DLのミッキーマウスが最たるモノだ。同じ時間に数体(数匹?)が違う場所には現れないし、中に誰かが入ってるという着ぐるみではなく、生き物という認識がある。ミッキーマウスと、寺社仏閣の僧侶、阿闍梨と呼ばれる高僧などが似ているのだ。断言する。坊主とミッキーマウスは同等だ。

京都を訪れる人々は、ある種の特別な相手として崇め、その言葉を有り難く受け取る。たまに、スーパーカーを乗り回す、お布施で儲けてる道楽バカ坊主もいるが(そんなやつは、スーパーカブかラッタッタでも乗ってればいいのだ!)、プロは自ら辛い修行や托鉢に取り組みながら、浮き世・俗世間・現実を語る。

その点神戸は寒い。一日でほとんど回りきれるし、プロフェッショナルが少ない。例えば異人館街があるが、今そこに住んでいる人の案内以外には、オランダ人の格好をしようが、明治時代の異人館ルックをしようが説得力がない。もし神戸が、その歴史を観光に来た人々に伝えるならば、語り部と言われる人や、その場所のホスピタリティ溢れるエキスパートを置くべきだ。

まがい物の街になってはイケナイ。僕がこのことに気付いたのは、神戸であるのじぎく国体のキャラクター・はばたん(黄色い鳥のキャラ)が、子供の見ている前で、係りの人を翼(手)でバシバシ叩いている姿を目にしたからである。

ミッキーはそんなことしない(らしい)。
神戸のクリエイティブディレクションしたいよな。


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