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※今日のヒトコト
【 日記、長っ！ 】
また寒い神戸に、静かすぎる街である。
先日、東京に行っても帰ってきても「志賀さんはマルチですよね」という有り難い評価をいただいた。当の本人は、全く以て思いもしない言葉である。できることしかやってない。それがたまたまカタチになっただけだ。
「僕はこんな仕事ができますよ」と会社案内を作る、そんなカタログみたいな仕事はしたくない。人と人との繋がりの原点は、対面での言葉を交わさずして成立しない。ネームバリューで関わってしまうと、意見を戦わせる隙間もないし、そのジレンマに苛まれて気が付けば、過去に関わった作品の詳細（プロセス・想いなど）までも思い出せなくなっている。仕事をこなせば、そんな末路の繰り返しである。仕事が終わる……「そこから始まる」関係がいい。
ただし、過去の作品・足跡を見せることはしたい。自分の血の通ったデータベースとして、今年はこのサイトでも披露できたらと考えている。
僕の肩書き、できることは何なのか？
【アートディレクター】
基本は『謀り、目論見、企む』ことに則って、幅は広い。なんでも屋とは違うというプライドさえあれば、限定しないデザインは、人の導きで如何様にも変化・進化する。自己分析すると僕は男性的で、劇画タッチのデザインが多いと思うが、トスカーナワインのエチケット、薬局のロゴ、循環器系病院のトレードマーク（以下TM）は女性や子供を意識したものだった。スポーツ選手の名刺を何度かつくった時には、そのパーソナルをクローズアップした。建築事務所のTMは、建築構造をモチーフにした。店舗のTMは右肩上がりのロゴタイプや全体の構成を重視する。時にコピーを考えたり、筆を持ち、ひらがな漢字や英語まで書くこともある。基本は「旬を知った上で、時代に左右されない・色褪せないモノ」「過去を断ち切らず、新しい風を吹き込むこと」の提案である。今は、飲料メーカーのプロモーションポスターや商業施設の袋・パッケージが面白い。
【クリエイティブディレクター】
デザイナーと言えば聞こえはいいが、ここ日本ではどうしても「下請け」の感が否めない現状がある。何度も足を運び打ち合わせや手直しを繰り返し、最終的に支払われるギャランティは「対価」とは程遠い場合が往々にして多い。それは元々企業側の「デザインというものへの意識の低さ」にあるが、それを解消する意味でも、長期的なビジョンで関わる立場をクリエイティブディレクターと言う。実際、いつも書いているように「作品は子供のようなモノ」だから、その行く末を見届けるためにクライアントと共に闘うスタンスには、できれば1年間は欲しい。スポーツチーム・飲料メーカー・アパレルなどの、シーズンが関係するクライアントには必要なポストである。
【店舗コンセプトデザイナー】
巷で流行のインテリアデザイナーとは少し違う。僕は普段から店に立っている。その観点から、お客様の居心地は無論、働く人間の動線や働きがいまでをも提案する。長く続ける店だから、至極当たり前のことだが。
【バーマン / 経営者】
これが一番才能がない。人のことは解っても、自分のことは皆目まるでダメ男（死語）である。まぁ、店で一番声が大きいことと楽しんでやってることが前提で、「居場所」だと思っている間は家のような店をやれるのだと思う。
【ダジャレー男爵】
おやじギャグとは一線を画す、駄洒落好き。
お気に入り「ちょっとマティーニ」「奥多摩は魔女」
【死語研究家】
ナウなヤングに対抗するには、モーレツにウィットに富んだ会話くらいできないと、一張羅のおしゃれ泥棒とは言えないし、カワイコちゃんにもボインちゃんにもモテキングになれない。オレ様にぞっこんになるな。ヤケドするほどイカす、ニヒルなならず者だから。ニヒルなアヒル。マカオのおかま。意味不明。
ってなわけで自分が何者かよくわからんが、今年も色々な導きの元、これ以外の肩書きも増えるかも知れない。だから、見失わないようにしたい。
いつも切っ掛けは「人」である。
でも、カトゥーンに入らへんか？って誘われたらちょっと時間が欲しい。
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※ダジャレー男爵・志賀が、ワインセミナー講師だってさ！
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※加納町 志賀とはどんなヤツ？
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