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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※今日のヒトコト
東京は赤、横浜はオレンジ、神戸はブルー ……これ何だ? 答:文中で】

隣に住む佐川満男の奥さんから電話が入る。「志賀くん、年賀状ありがとう」年末に送ったハガキのことを言っているのだろうと思ったが、どうやらそうではないようだ。その賀状には、佐川家の犬の絵が描いてあったそうだ。その犬はパグ犬で名を姜茶子(ガチャコ・がちゃがちゃウルサイ犬だから)と言い、差出人は「姜茶子1310」とあった。ガチャコは去年に亡くなっている。

佐川邸が1309、1310号とは僕の部屋番号である。しかし僕はそんな年賀状は出していない。「てっきり志賀くんの仕業やと思ってたわぁ」そう奥さんは言うが、姜茶子の存在を知ってそういった年賀状を送ってくる人はそんなにいないはずだ。新年早々ちょっとしたミステリアスな話しであるが、悪い話ではないな。

戌年で、ペットの写真だけ送ってくるよりは断然いい。もう子供と区別なく、可愛いのは解る。しかしそういった人はどうせなら、干支全部ペットで年賀状を送るという、ムツゴロウ級の努力をして欲しいものである。僕の干支、辰が問題ではある。Sea Horse、タツノオトシゴがいるか。

さて、『今日のヒトコト』にある話だが、それは久しぶりに来ていた元Jリーガーの彼女(奥さんになるらしい!)が言ってたことだ。答えは『夜景の印象』だそうである。彼女はパッケージデザイン(化粧品や菓子など)オフィスにいたことがあり、そういった話は尽きなかったが、いかにも色の考え方に長けた人が言いそうな話である。なるほどな、とちょっと感動した。

僕は自慢じゃないが、女の子と「ここから観る夜景が好きでね」などと高台からイチャついたことが記憶にない。神戸なら、ノッポさんのようイントネーションの六甲山や、僕の車で上ったら走り屋と勘違いされそうな諏訪山が有名だが、やはり縁がない。東京は高層ビルが多いせいで飛行高度指示灯の赤さや、やはり東京タワーの印象がある。横浜がオレンジだというのは、ほとんど行ったことがない僕にはよく解らないが、神戸がブルー(水色や紫に近い青)の印象は、色んな写真でよく見る色である。街の構造上、というのがその答えなのかも知れない。

そう言えば、あまり夜景が有名ではない僕の故郷、京都の印象は「白」である。以前どこかで書いた「将軍塚(三条や五条から東へ、山科に抜ける途中の山)」に登れば、京都市内が一望できる。高いビルが無く、寺社仏閣や格子状に通りが形成される街並みは、ただ白く街灯が光る印象がある。考えてみれば、僕はその夜景が一番好きなのかも知れない。特にこの吐く息の白い季節に観た、降り積もった雪と共に街がぼんやりと浮かび上がる、あの夜景が好きだった。

カラフルな夜景は人をロマンチストに、恋愛小説の主人公のようにスラスラと、相手を口説く演出をしてくれるのであろう。しかし僕が行った唯一と言っていい夜景である京都の白い風景は、僕を無口にした。

告白に縁遠いのは、そういうことなのかも知れないな。


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