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■ 中毒性日記 2006
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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※今日のヒトコト
喉、治りつつある

木曜5日、店を早く終わって映画「金融腐食列島」を観ようと思ってたら、なんやかんやで気が付けばほとんど終わってた。仕方がないのでチャンネル変えたら、ジャッキー・チェンが出てた。まだ正月気分である。

新年早々、ラグビー界に不祥事と言われる事件が起きた。そういったことについてコメントする時期でもないので控えるが、彼らに近いところにいて真相を知った僕が言えることは、ヤツは自分からそんなことはしないということである。しかし真摯に受け止めたチーム側、致し方ない現状はある。

さて、色んなところで「古畑観た?」などとブログにも書いてるヤツもいるので、できるだけ俗っぽいことは書きたくないが、僕もまた三谷幸喜ファンである。3日から3夜連続「古畑任三郎」、今回がファイナルだということで、正月番組唯一録画(妹分が出てたので「グータン」も録ったな)したものだが、キャスティングも面白い、気合いの入った最終章となっていた。

イチローの演技が上手いという意見がよく聞かれたが、僕だって鳥羽一郎と会ったことがある。しかも鳥羽で。なんだそりゃ。しかし思うのは、能力のある人は色んな可能性を秘めているということだ。歌手なのにグラフィックデザインができたり、スポーツ選手なのにイイ写真が撮れたり、アーティスティックな部分には、境界線など無いのだということだろう。僕だって俳優できるかも。プー。

僕が三谷幸喜作品が好きなのは、彼が究極のパロディストだからである。

以前にも書いたが、パロディと物真似は違う。物真似は繰り返されるが、パロディは「最初に」過去の手法を使うところにある。物真似で言えば、掛布の物真似をする松村の物真似が頻繁にされるようなものであり、それらは少々見苦しい。パロディとは、過去を知って今の表現に取り入れる(それはけっして過去を否定するものではない)ことであり、それに気付くことが重要なのである。

僕がヤクルトレディがプロモーションで着るTシャツをデザインしたときには、アンディ・ウォーホルの手法を取り入れた。一部で「パクリやん!」って言われたが、「じゃぁアンタ、ヤクルトとウォーホルをくっ付けることを思いつくかい?」と問い返してやっただよ。プロセスを見ずに、出来上がりを評価する人は放っておけばいい。パロディとはそういうことである。

三谷幸喜、彼の創る作品(映画「みんなのいえ」、ドラマ「王様のレストラン」「HR」が好きだな)にも、至る所にヒッチコックへのオマージュとも取れるシーンがあるし、チャップリンやバスター・キートンなどの喜劇王作品のテイストも多い。彼のパロディは、他の脚本家にはない「明るさ」が溢れている。

だから古畑任三郎が、刑事コロンボだったり、そのテーマソングが007ジェームスボンドのテーマに似ていると知っても、ナンの問題もないのである。


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