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※今日のヒトコト
【意味ないがなシリーズその1 「大人の隠れ家」と大きく書いた看板のある、神戸駅近くの居酒屋】
10月から11月に掛けて、プライベートのスケジュールを後回しにしていたので、子供を連れて遊園地に行く……今更、誰も驚かないジョークだな。もとい、リハビリテーションに明石へ出向く。予約の3時間前に起きる予定が、予約15分前という絶望的な時間に目を覚ます。そこまでは車で30分掛かるからねぇ。
昨日の日記にあるように、よっぽど新しい環境「和室で寝る」ことが熟睡を生んだのだ、と受け取ることにして、予約をずらしてもらった。お陰で快調の月曜日、これで寒い冬に立ち向かうことができる。
ブログへ、昨日の日記文末で書いた体質改善中の永末ちゃんから「腹筋痛い」旨の書き込みがあった。それはまさしく身体が変わろうとしている途中で、前向きな痛みだ。負荷が加わり、細かい血管が切れて、新しい筋肉が生まれる。
「痛みから前進」至極当たり前のイデオロギーではあるが、そういうモノを避けて生きる人は多い。これはトレーニングに於いてのことだけではなく、多少の落ち込むような出来事も、そうやって生まれ変わることのできる始まりだと捉えれば楽になる。但し、それらは想い続けての話だ。
日々、少しでも続けるということに勝るものはない。
ちなみに毎日鍛えているアスリートは、トレーニング2時間後には身体が痛くなるそうだ。永末ちゃん、「腹筋痛い」の時間が早く来て、長引かないようになることを願ってますわ。
人々に夢や希望を与える職種はいくつかある。解りやすいのがスポーツ選手。そしてサービス業。おそらくはデザインに関わる人間にも言える「素晴らしい経験や想像を体現・提案する」職種は、まず自らが心身共に鍛えないとイケナイ。
それはボディビルダーになれというわけではなくて、「鍛える＝より経験し、説得力を持つ」ということである。「近頃のデザインの流れは……」などと語ったところで、どうやら専門誌から得た情報ばかりだったり、教科書に載ってる歴史の繰り返しだったり、映画の評判や流行も、メディアのソレをそのまま伝える人も多い。よく書いてるが、そういった趣味や探求の世界に時間を割くこともできないくらいに忙しくしているのなら、夢や希望を与える立場には相応しくない。
食事（特に正装の）や酒の席での振る舞いを「自分の金で」身に付けず、異性を口説くこともできなければ、いくら恋愛小説やハードボイルド小説を読んだところで、ただの妄想家である。ベストセラー、成功術も実践できない。
今、時代がLOHAS（環境・健康を重視し、それぞれが無理のない持続可能な社会を志向する生活スタイル）の流れを汲んでいる。それが自然の流れであるのなら、ヨガやマクロビオティックなどのカルチャー要素を取り込めばいい。しかしながら、「今は、ローハスだよね！」と理解よりも、乗り遅れる不安感が先にあるのなら、それは一発屋芸人と変わらない。そこに、中身がないのだ。
マゾヒスト、ナルシシズム、ストイック。みんなと同じではまず表されない言葉は、当の本人に至っては大して意味がない。周りがそう思うことは、当人はそれほど何も考えてはいないからだ。しかし、それが義務なら止めればいい。
自らを鍛えるとは、やらされるのではなく「やる」ことである。さすれば、見事に想いは反映される。それは明日かも知れないし、1年後かも知れない。
だから続けることに意味があるのだ。ナイスポーズを決めてやれ。
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