d20051101.htmGYソ厳F=殍 神戸加納町「志賀」でございます。
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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※今日のヒトコト 【 11/3文化の日は、開いてます  多分、21時くらいから】

フト気を抜くと、その隙間に風邪の菌が滑り込む。寒くなった。

11月だ。今年が特に早く感じるのは、歳を取ったせいではなく(多分そう思う)その年齢と反比例して「がむしゃらになっている」からである。まぁ、店も昼の仕事も「これから」の年齢でもある。南の島にでも行けばゆっくり時が流れるのだろうが、まだ都会や世間のスピードが速いとも感じないし、その時々に一息つく場所を、僕は都会に持っている。それはちょっとした現役スポーツ選手のように、フィールドを走り回る心地よさが年々増しているからに他ならず、雑踏は嫌いだが、人に出会うのが好きだという気持ちが根底に流れているからだ。

今までにも書いたが、僕が辺鄙な場所に店を出したことを疑問に思う人がいる。もっと人通りがある所(所謂繁華街を指す)に、なぜ出さなかったのか?という話だ。僕はハッキリ言って、通りすがりやガイドブック片手の不特定多数の人に「いい顔」ができないのである。話すとなかなかキュートな奴なのであるが、無口に構えていると怖いらしい。よって、最初から『目的を持ってやってくる』人の方が素直に喜べるし、自然と迎え入れる気持ちになるものだ。

僕の理屈に「僻地の本気」というものがある。避暑地のペンション、山奥の料亭、路地裏の喫茶店など、あまり期待しないで見付けたら儲けモノの店が、極稀にある。対して、場所代や物価を考えて辺鄙な場所で店を構えている、「本気じゃない」店もよく見かける。それはある意味に於いては先駆者なんだけど、本気の店がその場所にやって来たときに、ぱらぱらとメッキが剥がれてゆく店のことだ。だから僻地ほどに、本気であるべきだと思っている。

但し、それは「コダワリ」のことを言っているのではない。そこにはバランスがあって、酒の種類は驚くほどの数であっても人間が三流なら、マニアショップになる。「コダワリ」の押し売りの店だ。知識は腐るほど持っていてもイレギュラーに弱かったり、酒を知ってるか知らないかで人を判断するのもアンバランスである。「ワシ、酒のこと知らんねん しゃーけど、人と会うのんオモロイからやってんねん」の店の方が、よっぽどバランスがいい。

昔のユニフォームを着て戦った(特に強かった頃の)経験がある選手と、その色もデザインもチーム状況も変わってからやって来た選手とは何がしかの温度差があったりする。歴史・ストーリーを語れることや続けることがとても大切で、ただ上辺の憧れだけでコトを始めては、ソレはなかなか続くものではない。

何が書きたかったと言うと、これから店を始めようとする人や、転職しようとする人、事業を始めた人、新しいフィールドに立つ人々に伝えたかっただけだ。

僻地とは整わない環境のようで、実のところ足跡は付けやすい。
僻地の本気は、支えてくれる人によってメイン通りになるからだ。


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