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※志賀速報！【23日秋分の日と24日は開けます 連休25日のみ、お休みです 】
日曜月曜と連休にして、ゆっくり休めたと思う。今週も連休が控えていて（今回は僕には関係ないが）、平日が3日しかないので昼のスケジュールは詰め込まないといけない。一般に企業側も動ける日が少ないわけだから、なんだかんだ言っても、昼の仕事の動きは少ない週であろうと、楽観視している。
17日に始まったラグビーのトップリーグをビデオで観た。リアルタイムで観られなかったから、結果はお客様にも聞かないようにして、先輩や同期のラグビージャーナリストのブログも開けず、送られてくるメールも見ないようにしていた。以前、メールのタイトルに「残念！」「無念！」と来て、中身を見るまでもない状況を知らされた経験から、そうしていたのだが甘かった。
選手のブログにも書いてあったのをたまたま見てしまって、やはりPCには「うぅっ…」「どうしたんでしょう？」というタイトルのメール。うぅっ…どうしてくれるんでしょう……。まぁ、気を取り直して観ることにした。
開幕、昨年の覇者・東芝府中に敗戦を喫した神戸製鋼だが、協会用のフラッグや入場のビジュアル、チーム名や交代選手が画面に映る度に現れる、僕の創ったキャラクターが顔を出すのを観たのは嬉しかった。もちろんチームとの契約時に「一緒に戦う」という意気込みを伝えていたから敗戦は厳しい結果だが、昨年開幕戦勝利からの最終成績5位の苦汁をなめたチームだけに、ここからが勝負だと思う。特に、翌日観た「NEC VS 三洋電機」「サントリー VS トヨタ」などの好試合で、海外の試合のように拮抗した試合は、ルールを知らない人にも面白く映る。そんな試合を期待したいものである。
ラグビーをやってたくせに、僕はその情報のほとんどをニュースか、先輩のブログか同期・村上のブログからしか得ていない。神戸のスタッフ・選手とはよく会うが、ラグビーの話はほとんどしない。解らないし、その部分では繋がっていないからだ。そんな僕があえて、あの試合で感じたことと言えばただ一つである。
「東芝の強いFWのドライビングモールに為す術がなかった」というコメントが翌日の各紙を埋めたが、僕は神戸に「独自性」がなかったと見ている。それは相手チームの怒濤の攻撃があったとしても（避けたりいなしてはいけないが）、やり返す『得意技』のことだ。ラグビーに限らず、一般に常勝ブランドの強みは、独特の『技』がいくつあるのか、だと思うのだ。
PRIDEやK-1、ボクシングなどに於いては、特にノーディフェンスで殴り合うような試合が、実は一般に観ていて面白いことはベストバウトを見て解る。技を見せ合って、度に歓声が上がり、互いの『得意技』を真っ向から受け止める。エンターテインメントとは、野球やJリーグのシステムを真似することではなく、そういう潔さなのではないのかと思う。
ラグビーは格闘技だ。だから試合後はノーサイドというように、戦った互いを称え合う。ただ、出すものを出し切れないで終わってしまうと悔いが残り、負けた選手にとって笑うこと、握手することすら、情けなく思えてしまうのだ。
僕の知る『神戸の得意技』は、まだ出ていない。
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