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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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火曜日午後に元町のカフェで打ち合わせ予定だが、少し早く着いて男性が全くいない店内で日記を書き始めた。ここは「グレゴリー・コレ」という、どう考えてもケーキがメインの人気店である。クライアントも、デザイン事務所の人間もまだ来ないので、41歳の男一人、ウイスキーフロートくらいに浮いていた。

打ち合わせが終わってまた新しい課題が勃発したが、それはそれでよくあることだと経験が教えてくれる。そして神戸製鋼のグランドに行き、同期のラグビージャーナリスト・村上の取材に同行する。監督の許可も得ていたから、その一部始終も室内で聞けた。普段は雑誌でしか読めないわけだが、それが活字になる前のプロセスを垣間見ることはなかなかできない貴重な時間である。

印象としては、増保監督の答えは「シンプル」だということだ。難しい言葉ではなく、このまま他の企業の社長インタビューだと言っても違和感のない、至極明解なものだった。彼は頭がイイし、読書家でもある。知識人であり、知恵も兼ね備えている。ゆえに言葉はたくさん知っているが、贅肉を削ぎ落とした言葉には、言葉を知らない人が放つシンプルさとは異質の、説得力のある言語を持つ。

選手に求めるものは「当たり前のことを当たり前にできる能力」だと話した。これはスポーツに限った言葉ではない。僕も過去に、飲食店に立つ人間の適性は「そこにあったモノを、そこに戻すことができる人」だと書いた。これも飲食店に限られたモノではない。『人として』を求められる資質なのだ。

それにしても、ラグビージャーナリストとして食っている村上は尊敬できる。彼がスポーツジャーナリストという肩書きでなく、初めから「ラグビージャーナリスト」だからだ。絞り込むことは怖いことだ。イラストレーターも画家も、自分のタッチを確立するまで仕事は選べない人が多いものである。最初は色々苦労もあったろう。しかし、その道の先駆者はいつまで経っても先駆者である。折れずに続けた対価が、今のアイツのアイデンティティを確立した。

少々体育大学同期を誉めすぎたようである。しかし、同じ京都出身でもあり、フィールドは違えども「孤軍奮闘」の感のある互いを重ねると、いつまでも気になる存在である。しかしながら、容姿・性格はかなり違う。

キューピーチックな風貌の、常に低姿勢が羨ましくもある。


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